子供無料でクルーズ旅ができるコスタネオロマンチカ。
1日中移動で、船上でずっと過ごさなければいけない日もあります。
今回は、我が家が「内側クラシック」を家族3人(息子当時2歳前)で利用した経験から、
- 船内の子連れにおすすめの場所
- 子どもが遊んでも大丈夫だった、穴場スポット
- 船内でのおすすめの過ごし方
こちらについて綴らせていただきます。
※2017年11月の経験からです。
コスタネオロマンチカ。子連れでも気を使わないおすすめの場所
まず、最初にクルーズに乗船すると、
きらびやかな雰囲気のラウンジや、外国人ウエイターがいる店内に
ちょっとビビります。

「ん?ここは入っても良いのかな?」
「様子だけ見ちゃだめかな?」
「注文しなきゃいけないのかな?」
これからおすすめする場所については、ウエイターさんが注文を取りに来ても、注文をしてもしなくてもオッケー。
「No,Thanks」とお答えしても、ゆっくり問題なく過ごせます。
天気が良ければ最高。屋上プール席
11階の屋上プールがある場所です。

天気が良ければ最高!これぞクルーズ!

近くに、無料のカフェ「グリルカプリ」があるのでそこからサンドイッチや飲み物を取ってきて食べたり、外の景色を楽しんだり。
暖かい時期はプールで楽しむこともできます(プールはちょっと子供には深め)
リラックスできる。プライベートな空間な出窓席
8Fのラウンジ。

我が家は最安値の「内側クラシック」という部屋だったので、部屋に窓なし。
でも、こちらの出窓席が本当に快適で。
ぶっちゃけ、子供が遊んでいる時間帯以外はほぼここで過ごしていましたね。


何度かウエイターさんが注文を取りに来ますが、必要なければ注文なしで過ごすこともできます。
じゃらじゃらしたカーテンで仕切られているので、プライベートな空間が保たれています。

静かにしなければいけない感じもない。子供がいても気兼ねなく過ごせます。
息子に動画を見せながら、夫婦でまったり窓の外に広がる海を眺めていました。

走り回る子供に。穴場のダンスホール
1日中船内にいると、子供も走り回りたくなります。
うちの子は常に動いていたいタイプなので、もう船内中走り回ってました。。。
そんな時重宝したのが、9階のダンスホール。

若干キャバクラ?のような感じでソファーが並んでいますが、昼間はほとんど誰もいない(たまにクイズイベントで使用されてましたが短時間)
ソファーの陰に隠れたり、ホールで走り回ったり。
気兼ねなく発散するならここです。

ピアノもある景色抜群なディスコ
さて更に穴場なのが、9階船後方のディスコ。

ここは昼間はカフェのように営業していますが、ほとんど人がいません。
ここにはピアノがあるんです。

ここでピアノを弾かせてあそんだり、広いのでミニカーを走らせて息子は遊んでいました。

赤ちゃん連れにはライブラリー
赤ちゃんはなかなか地面をハイハイさせるのは厳しいですよね。
そんな時は、11階の階段裏のライブラリーがおすすめです。

ライブラリと言いつつ、ほぼ誰もいない。
忘れちゃいけないスクオッククラブ(キッズ広場・託児所)
コスタネオロマンチカには「スクオッククラブ」という、子供を見てくれるスタッフが常駐している部屋があります。

3歳以上のオムツが取れている子供であれば、無料で預かってくれます。
おもちゃがあったり、年齢別に様々なイベントが1日中目白押し!
とにかく楽しいらしい。
私が利用した時は、カタコトの日本語を話すスタッフが一人と英語のみのスタッフ2名体制でした。
ただ、当時息子はまだ2歳前。
おもちゃはいくつかありますが、どちらかというと3歳以上の子供たちが楽しめそうな場所なので、1日親子でここで過ごすのは厳しいかな?

引用:平和堂旅行センター
外国人の子供も多く、主に英語でやりとりしていましたが子供同士すぐに仲良くなってました。
3歳以上のお子さんをお持ちであれば、子供はここで楽しんでもらうというのも一つです。
フードコートのようなベルが渡されて、何かあれば呼び出してくれます。
家族で船内を楽しむコツ
せっかく家族でクルーズに来ているのだから、みんなが満足になる旅になったら良いですよね。
いろいろなイベントには乗っかった方が絶対楽しい
船内では、様々なイベントが開催されています。

ダンスパーティやらマジックショーなど大きなものから、クイズ、アクセサリー作り、輪投げまで(笑)
何でも参加してみると楽しいです。
「子供もいるしなー。」と諦めがちなのですが、クルーズ旅を楽しむコツは
子連れだからと遠慮せず、大人も存分に楽しむことです。
乗船中、男の子2人連れの日本人ご家族がいて、お父さんもお母さんもノリノリでダンスミュージックに合わせて踊っていて素敵でした(決してうまくはない)
とにかく家族全員楽しんでいる姿がとても素敵でした。
人前でダンスなんて、なかなか普段の生活ではすることがありません。
そういった非日常を積極的に楽しむことが、有意義なクルーズ旅になると感じました。
面倒でもレストラン利用をおすすめ
コスタネオロマンチカで利用できる無料レストランにもは、バイキング形式の場所と、座席にウエイターさんが来てくれるレストラン形式の場所があります。
子連れだとついつい気楽な「バイキング」ばかりを利用してしまいそうなのですが、面倒でもレストラン利用をお勧めします。
2016年~2017年頃にコスタネオロマンチカを利用された方の乗船記を読むと、「バイキング」も「レストラン」も結局メニューは一緒という記述が結構ありました。
私が参加した2017年11月は、バイキングとレストラン。
メニューは全然違いました。
バイキングは毎回似たような感じだったけれど、レストランは毎回工夫されていました。
そういったメニューの豊富さからお勧めする点が1つ。
もう一つの理由は、レストランのクルーが頑張っていて楽しい。

厨房から料理を作ってくれているコックさんたちがだだだーっと出てきて、ちょっとしたパフォーマンスをしてくれたり。
下船日が近くなってくると、みんなで立ってダンスしよう!と盛り上げてくれたり。
そして、日本人もみんなノリノリでやるんですよね。
楽しかったです。
担当テーブルのウエイターさんも決まっていて、いつも息子に声をかけてくれたり。ちょっと遊んでくれたり。
乗務員さん達が暖かい。交流を深めるのも楽しむコツ
あくまでも、船内のマダムたちとの会話から得た情報ですが、
コスタネオロマンチカは、カジュアル船。
「プリンセスクルーズ」や、「飛鳥」などの高級クルーズ船に乗り慣れている方からすると、やはりサービスや食事は劣るようです。
ただ、皆さんお話されていたのが、船内スタッフの気さくさはコスタネオロマンチカが1番だったとのこと。
お子さんは国に残して、何ヶ月もコスタネオロマンチカに乗船してお仕事をされています。
何カ月も家族と離れ離れなのかー。。としょんぼりしちゃうのですが、
みんな気さくで明るいんですよね。
ビジネスライクではなく、素で話しかけてくれる感じがとても嬉しかった。
ワイワイガヤガヤはあまり好きではないのですが、クルーの方の気さくで明るい感じが、なんだかとても好きでした。

自然に話しかけてくれて、自然にこちらも仲良くなれる。
そういったクルーの方々と触れ合うことも楽しむコツかもしれません。
最後に 子供を発散させつつ大人も楽しむのがコツ
コスタネオロマンチカを2歳児と利用して感じた「クルーズ生活を楽しむコツ」について綴らせていただきました。
- 気兼ねなく子供を遊ばせることができる場所。
- 子供とリラックスできる場所。
- 子供だけで過ごせる場所。
そういった場所を活用し、子どもに負担なく過ごすこと。
プラス
積極的にイベントに参加したり、クルーの方と交流してみたりして、大人も楽しむこと
それが子連れクルーズを存分に堪能するコツかと思いました。
子連れクルーズをお考えの方に「ちょっとイメージ沸いたわ」と思っていただけたら嬉しく思います。
2020年はオリンピックに合わせて、様々な国のクルーズ船が日本に訪れるそうです。
クルーズ船は基本的に子供も料金がかかります。
そんな中、子供が無料なクルーズは、私が今回ご紹介した「コスタネオロマンチカ」と「MSCクルーズ」のみ。
そして、日本近海をうろうろしているのは「コスタネオロマンチカ」ばかりなのですが(笑)
2020年のゴールデンウィークにMSCの南の島クルーズがあります!
2020年4/28 横浜発着GWにベリッシマ号で行く南国土佐と石垣・宮古・台湾9日間
横浜ー石垣ー台湾ー宮古島ー高知
シルクドゥソレイユのショーも見られるし、13歳未満のお子さんは無料
ゴールデンウィークで、宮古島も石垣島も台湾も行けて、ご飯も移動も全部ついて158000円から。
テレビショッピングみたいになってしまいましたが、かなり熱いと思うので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
2020年4/28 横浜発着GWにベリッシマ号で行く南国土佐と石垣・宮古・台湾9日間
ありがとうございました!


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