本記事では、切迫早産から仕事復帰予定の方に向けて「実際に私が復帰した時にやっていたこと。やっておくべきだったこと」を綴ります。

1回目の復帰は初日の帰宅途中に大出血して、全く役に立たないまま再度安静生活に。
2回目の復帰は、復帰して1ヶ月程度で陣痛になりかけてそのままドクターストップで休職。
迷惑しかかけていないような仕事復帰でした(T T)
が
そんな経験でもどなたかの役に立つこともあるかも!?
ということで、私が実際に復帰した際にやっていたことややっておくべきだったと感じることを綴ります。
復帰後の生活でやっていたこと、やっておくべきだったこと
私が復帰後の生活でやっていたこと、やっておくべきだったと感じることをまとめていきます。
母子手帳は常に持参
母子手帳は会社に行くときも常に持参していました。

自分の名前、住所、夫の名前、妊娠中の経過や検査結果なども張り付けられてある。
万が一何かあって搬送された時もスムーズに対応してもらえる。
重いし迷ったけれど、その万が一に備えて常に持ち歩く生活をしていました。
結局、恐れていた「仕事中に倒れて搬送される」ということはなかったけれど、お守りにはなっていました。
マットを持参してお腹が張ったら横にならせてもらう
アウトドア用のインフレータブルマットを会社に置かせてもらって、お腹が張ったら横にならせてもらいながら仕事をしていました。
というのも私は本当にお腹が張りやすくて。
15週というお腹が張るような時期でもないのに、5分くらい座っているだけでお腹がカチカチになって痛くなるような状況。
少し横になるだけで、硬くなった子宮がふわっと緩む感じがあったので、復帰時に会社にお願いしてマットをデスクのすぐ後ろに置かせてもらっていました。
長期間の責任を伴う仕事をなるべく断る
仕事復帰後、最初はみんな気遣ってくれるのですが、復帰して2週間くらいしてくるとそれもちょっとずつなくなります。
「仕事できます」ということで復帰しているのでそこは当たり前。
ただ仕事の内容にもよりますが、「出張」や「長期間自分が携わらないといけない業務」はなるべく断るようにしていました。
人から良く思われたい性格なのでつい「できますよ」と言いそうだったのですが、ここは耐えて良かったと思います。
切迫診断は突然なので、自分がいつ会社にまた来れなくなっても大丈夫な範囲での業務にしてもらえた方が良いと思います(これが結構難しいのですが、こころを強く持って頑張ってください。)
どでかい具入りオニギリが便利だった
とにかく食事中もなるべくお腹に負担をかけたくなかったので、お昼ごはんは家から具入りのビッグおにぎりを持参していました。
お昼休憩は持参していたマットの上で横になっておにぎりを食べていました(笑)
先日石垣島に旅行した際に現地グルメの「オニササ」というおにぎりに揚げ物をサンドしたものを食べたんです。
食べた瞬間切迫時代にタイムリープしましたね。
これは「オニササ」という石垣島のB級グルメです。簡単に説明すると、袋にオニギリとカツを突っ込んで、ニギニギした物。 pic.twitter.com/gAi16z2hpr
— らくらくラクダ/JQ3AKE (@orangeaburidasi) October 9, 2021
帰りはグリーン車を利用
毎日帰宅する時はグリーン車を利用していました。
朝は始発の鈍行でゆっくり座りながら都内に向かい、帰りはグリーン車に乗ってダラーんとお腹を平行に保ちながら帰っていました。
1ヶ月15000円くらいグリーン車代がかかっていましたが(T T)
身体の声にはちゃんと従うべき
ここからは反省点。
やはり痛さや辛さは身体からのSOSなので、その声に従うべきだと思います。
先程「グリーン車を利用していた」と書きましたが、それは2回目の復帰時。
最初に復帰した時は、いつも通り普通列車で帰宅していました。
股からジャーっと何かが出てきたと思ったら膝まで真赤に。。
いつものようにお腹がパンパンに張っていたのですが、
お腹がパンパンに張るだけなんじゃないのか?
毎回緩めなくてもただ張ってるだけで終わるんじゃないか?
お腹の張りの向こう側を知りたくなってしまったんですよね(汗)
結果、無視してそのまま行動していたら大出血。赤ちゃんが無事だったから良かったものの、やはりお腹の張りは危険。
身体がしんどい時はSOSを発している証拠
ちゃんと対応しようと思いました。
食事の準備方法を検討すべきだった
「食事の準備方法を検討すべきだった」という思いもあります。
私は切迫中ネットスーパーをメインで利用していたのですが、受取のタイミングが合わない時も多く。
電車の乗り換え途中にあるスーパーだったのですが、ここで買い物をするだけで20~30分は時間が取られる。
そして買い物袋を提げてノソノソ持って帰る。
帰宅したら、簡単なものでも調理や洗い物、片付けをしなくてはならない。
もう少し食事の準備方法は検討するべきでした。
料理をするにしても、ミールキットとか冷凍弁当をストックするとかもう少し頼れば良かった。
たぶんそっちの方が食品ロスも少なくてお金がかからなかったのでは?とも感じます。
会社で充分がんばっているので、帰宅後の家事を軽減するためにもそういった食事サービスはぜひ頼ってみてください。
頼れるものは頼る。
先程の内容と重複しますが、もう仕事で限界まで来てるので
家事はできる限りサボる。
頼れるものは頼る。
私は長女なのもあり、どうも甘えたり何かに頼ったりするのがすごく苦手なんですよね。
「大丈夫大丈夫~」が口癖だったりします。
だから切迫中も旦那にお願いするのも気が引けたし、家事代行も頼れず。
演技でも良いので旦那さんに「もう大丈夫」と思われないようにしてみるとか(笑)
家事代行が気が引けるなら、公的なサポート(産前産後サポートとか、ファミサポとか)でも検討すれば良かった。
その方が、もう少し心も体も健全に過ごせたかな?と思います。
無理は禁物です
「仕事復帰できる=切迫じゃなくなった」ということではなく、なんやかんや出産までうまく付き合わなくてはいけないものです。
乗り換えの長い道のりを歩いている時に帰宅途中の旦那に会い、涙が出ました。
復帰したものの、お腹痛いし、でも残業しないと仕事終わらないし、冷ややかな目もあるし。
迷惑かけたくなくて復帰したくて復帰したはずなのに、迷惑はいろいろかけるし
何をしてるんだろう。。
泣いた記憶があります。
仕事はお金をもらう以上ちゃんとできることはやらなくてはいけない。
でも、隙間時間にすこし横にならせてもらったり、帰りは少しでも体の負担にならない方法を取ったり。
そして買い物も家事もなるべく何かに頼る。
仕事で頑張っているのだから、
仕事が終わったらもう帰るだけ。
帰ったら、食べてゆっくりするだけ。
今は、いろいろなサポートが充実しているので、頼れるところは頼ってうまくやってくださいね。
こちらの記事でも復帰後の夕食を簡単に準備する方法をまとめています。頭の片隅にでも置いておいていただけると気持ちがラクになるかもしれません。
https://yuruko-life.com/easy-diner/
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