『うちの子、全然食べない。栄養が心配』
『お菓子かパンしか食べない。』
悩みますよね。。。
食事は3口食べたら「ごちそうさま」
ハマったらそればかり。
一時期は、アンパンマンのスティックパンしか食べませんでした。
どんなにお腹を空かせても絶対にそれ以外は食べてくれないんです。。
そんな息子が唯一、喜んで食べてくれるのが、私の地元大阪のお焼き。
最近はご当地グルメとして『うどん餃子』とも呼ばれています。

材料は、うどん、ニラ、豚ひき肉、卵。
炭水化物、野菜、タンパク質がこれ1つで取れる。
栄養価も高いので、とりあえずこれを食べさせておけば、ある程度バランスは取れる。
めちゃくちゃ偏食な息子でも、このメニューだけは喜んで食べてくれます。
そしてそんなメニューが1つあるだけで、偏食で悩むパパ・ママは救われるのです。
そんな栄養満点レシピを今回こちらでご紹介させていただきます。
もしお子さんの偏食にお悩みの方がいらっしゃいましたら、
こちらのお焼き、ぜひお試しください。
偏食さんでも食べるお焼きの材料

- 豚ひき肉 大体250~300gくらい
- うどん(冷凍ではないもの) 2袋
- ニラ 一束
- 卵 2~3個(混ぜ合わせた時の感じで調整)
※豚肉解凍にレンジを使ってしまったので変色してます。変な色ですみません。。。
作り方

うどんを2~3㎝角に切る

ニラを1㎝幅くらいに切る(お好みで大丈夫です)

ボウルに材料を全部入れて混ぜ合わせる。

ちょっとまとまるくらいの硬さが焼きやすいです。
※もう少し粘り気が必要な場合は、卵を足してください
焼き方のコツ
焼き方に少しコツが要ります。
しっかり片面に焼き色が付いてからひっくり返すこと
早くひっくり返しすぎたり、最初から生地を薄くしすぎると、バラバラになりやすいです。
以下手順でやれば上手に焼けます。

油を引いて、
最初はこぶし大よりやや小さいくらいの大きさで、
こんもりボール状に生地を置いていく。
片面にしっかりと焼き目がついてから、ひっくり返す。
※焼き目が付く前にひっくり返すとバラバラになりやすいです

ひっくり返したら、上からフライ返しで押し付け平な状態にする。
両面じっくり焼いて火が通ったらできあがり。

タネ自体に味は付けていないので、ポン酢をかけていただきます。
いろいろなポン酢を試してきましたが、さすがB級グルメ。
ミツカンの普通の味ぽんが一番合います。
栄養満点最強レシピなのです。
レシピに使用しているニラ、卵、豚肉には栄養がたくさん含まれています。
そして、調理法も必要な栄養素を効率的に取るための理にかなった手法を取っています。
ニラの栄養素が優秀
ニラにはたくさんのビタミン、そして子どもの成長に欠かせない鉄分やカリウムやカルシウムも多く含まれています。
特に、目・皮膚・粘膜の保護や成長に繋がるビタミンAはすごい!
ニラ100g中に成人男子の1日必要量の9割が含まれています。
とりあえずニラ食べといてくれ!!と思うくらいの優秀さです。
豚肉、卵は子どもの成長には欠かせない大切なタンパク源
タンパク質の豚肉と卵。
たんぱく質は、筋肉や骨、皮膚、臓器、爪、毛髪など体のあらゆる器官をつくるのに欠かせない栄養素です。
卵を2個食べるだけで一日に必要なタンパク質の約1/3も摂ることができるそうな。
また、卵には脳を元気にさせる「コリン」が豊富に含まれています。
このコリンは神経伝達物質であり、記憶や学習に深くかかわり、このコリンを多くとった結果学習能力がアップしたという実験結果もあるそうです。
最強レシピな理由
豚肉には、ビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える時に使われる栄養素です。
そして、ビタミンB1は水溶性なため、向いている調理法としては「焼く」こと。
更に、「アリシン」という成分と一緒に摂ることで、ぐんと体内への吸収が良くなります。
この「アリシン」。ニラのあの鼻にくる強力な香り成分なのです。
つまり、このレシピ。材料みんなが助け合っています。
- ニラのアリシンが豚肉のビタミンB1の吸収を助ける。
- 糖質である「うどん」をエネルギーに変える際に豚肉のビタミンB1が使われる。
- 焼いて調理することで、水溶性のビタミンB1もちゃんと摂ることができる。
- その他ビタミン、鉄分、カリウム、カルシウムも豊富
栄養を最大限に摂ることができる最強のレシピなのです。
冷凍保存可能。おやつやお弁当にも。
我が家の場合、1つ1つをラップでくるんでジップロックに入れ、常に冷凍ストックをしています。
1か月くらいは普通においしく食べられます。(それ以上は試したことはありません)
また、以下の際によく利用しています。
- 息子の栄養が心配な時。
- 息子のおやつ代わりに。
- 外出時のお弁当として。
特に、外出時のお弁当としては「外食の予定はあるが恐らく食べない。」
そんな不安がある時に持参します。
自分の手で食べられて、散らからないので外出先でも与えやすいです。
大人も美味しい。
子ども用のメニューっておいしくないものが多い。
こちらはもともと大人が食べる料理なので、大人もとってもおいしく食べられます。
うちの主人はこれが大好きで、しょっちゅう冷凍保存のものを勝手にバクバク食べています。。
普段のメニューに1品欲しい時にレンチンして出したりもできる。
わざわざ子ども用として作らなくても良いのでラクです。
まとめ
『お腹がすいたら食べる。好きなものしか食べないのは甘やかしすぎだ』
そういった声があるのですが、本当に食べない子は食べないのです。。。
うちは、アンパンマンのスティックパンしか食べない時期が半年近くあり。
1日1.5~2袋を毎日という日々。
食事も一応は口にするのですが、3口くらいで終わり。
子どもの栄養が心配な時に、
絶対食べてくれる栄養満点な料理が1つあるだけで、とても救われます。
周りのママに聞いてみたところ、意外と2歳くらいの子どもってニラが好きみたい。
もしお子さんの偏食にお悩みの方がいらっしゃいましたら、こちらのお焼き、ぜひお試しください。
