本記事では、切迫で6ヶ月の自宅安静を送った私が、安静生活中にやっていたこと、やっておいて良かったことをまとめています。
私は妊娠発覚直後から、出産するまでの6か月強。
切迫流産・早産により、ずーーーーーーーっと寝たきり生活を送りました。
正確には途中2回仕事に復帰していますが、すぐにまた寝たきり生活へ。
トイレやごはん、シャワーなどは浴びていましたが、基本は横になっていないといけない。
毎日のごはんも大変ですし。
そんな私が安静生活中に
- やっていたこと。
- やっておいて良かったこと
について綴らせていただきます。
なお、切迫中に欲しいのが「暇つぶしアイディア」だと思うのですが、それについては、こんな記事も書いてます。

安静生活の暇つぶしにお悩みの方は、こちらもぜひ参考にしてくださいね!
普段の生活編
6ヶ月の間、普段の生活は何をしていたか?
大したことはしていません。
でも、こんなんで大丈夫なんだと思ってもらえたらと思うので、参考までに綴らせていただきます。
なるべく昼まで寝る。
1日が短く感じるように、なるべく昼まで寝て、いろいろ考えることがないようにしていました。
「昼まで寝る。」
まじめな方ほど、心の葛藤があると思います。
つい最近まで仕事をしていたのに、急に毎日何もせずゴロゴロ。窓から見える青空がなんだか切なくて、何もしないまま夕方の空気になり夜が来る。
しまいには季節までも移り変わっていきます。。
『いったい何をやってるんだ。。。』
考える時間はたっぷり。ずっと家にいることでの閉そく感で、マイナスにしか考えがいかないんですよね。
切迫はママが動かないのが1番なんです。
起きていると暇だし、ちょこちょこ本を読んだりテレビつけたり動いてしまう。。
何より朝から起きていると1日が長い!!
「おなかの中で命を育てる仕事をしている」
そう思うことで自分が大切な役目を果たしているんだと言い聞かせていました。
動かないだけで私たちは大優勝です!
ただでさえ、心が暗くなりがちな切迫生活。心の健康を保ちつつ安静にするためにも、昼までどんどん寝ちゃって良いです!
Huluを見て時間を潰す
安静にしながらできることは限られます。
なので、テレビかスマホの利用が多かった。
でも、昼間のテレビはワイドショーばかりでキツイ。そんな時に、動画配信サイトのHuluを契約しました。
見てみたかった連ドラを見たり、映画を見たり。
マイナス思考になりがちな頭を切り替えるようにしていました。
大切なのは「気持ちの切り替え」と、動かないように「時間を潰す」こと。
私の時代はHuluくらいしか選択肢がなかったのですが、現在はたくさん動画配信サービスがあります。
※Hulu、Amazonプライムビデオ、ネットフリックスを利用したことがありますが、どこも大きくは変わりません。
2週間~1カ月の無料トライアル期間があるものがほとんど。
ネットスーパーの利用
家で寝ているだけでも、お腹は減る。
家にある生活消耗品も減ってきます。
旦那さんに買い物を頼むにも、全ての負担をお願いするのはなかなか難しい。
私の場合は、イトーヨーカドーネットスーパーを利用していました。
なるべくリアルタイムにその時必要なものを買いたいし食べたい。
そのくらいしか楽しみがない!
こういったお弁当とか、お惣菜とか。

レンチンで簡単に食べられる冷凍弁当も。

栄養面も気になりますが、
とりあえず何かを食べないといけない。
レトルトのご飯も含め、フルーツやおかしなどその日に食べたいものを注文していました。
イトーヨーカドーのネットスーパーは子供がいる場合(妊娠中も可能)、申請をすれば送料100円で家の玄関まで持ってきてくれます(申請から4年間)
他にも、イオンやSEIYUなど様々なスーパーが配達サービスを行っています。
配送料の優遇制度があるイトーヨーカドーかSEIYUがおすすめかな。
お金の本を読む
寝たきり生活の中でも、『今の時間を有意義なものにできないかな?』と考えることがありました。
「資格の勉強をしようかな?」「TOEICの勉強でもしようかな?」
でも、体もしんどい、心もしんどい、そして何より気が乗らない。
そんな日々でした。
そんな中、唯一やっていて良かったと思うのが
お金の勉強です。
具体的には、税金、医療保険、投資に関する本など。
「こういうケースは節税できるらしい。」「補助金などが出るらしい」など、ざっくり把握しているだけでかなり違う。
普段生活している中で
「あれ?確か補助金制度あったな?」と思い出して調べることができたり、
無駄な保険に入ることがなかったり、
老後に備えて投資をしてみようとすんなり思えたり。
今の生活に役立っています。
個人的に「何か意味あることをしている」という意識は、切迫生活で精神安定上大切なことかと思いました。
ちなみに私がわかりやすく読めたのはこちらの本です!
入院、出産への準備編
育児グッズについてリサーチ
暇なので、育児グッズのリサーチを徹底的に行っていました。
育児グッズについて考えている時間は、未来の生活が想像できて、とてもわくわくしました。
切迫生活で1番気分転換になった時間かもしれません。
すぐ届くようにしておくことで安心感もあります。
ブログや書籍で出産イメージができていて助かった
絶対安静中って、パパママ教室に参加できないんですよね。
でも、いろいろな方の出産体験談や書籍を読んでいました。
いきみのがしとか、子宮口が全開になってから初めていきむことができるとか、波のように陣痛がくるとか、、何となく出産イメージができていました。
これが結果とても助かった。
息子は出産時1200グラムちょっと。
早産児の場合は帝王切開で出産するのが一般的なのですが、私は張りを耐えているうちに子宮口が全開になり通常分娩での出産でした。
でも、出産の流れが頭に入っていたので、落ち着いて臨むことができました。
とにかく、切迫妊婦さんは、パパママ講習を受ける機会なく出産になることもあるかもしれません。
初産の場合は、ブログや書籍などで出産イメージを膨らませておくことをおすすめします。
妊娠から出産までをわかりやすく辿った漫画。これからどんなことが起こるのかがざっと把握できます。
実際に作者の方の体験を元に描かれていて、妊婦あるあるだったりしておもしろく読みやすい。
あと、生む時の痛みが怖すぎてビビりまくっていたのですが、この本を読んで少し恐怖がやわらぎました。
出産時の痛みが恐怖な方はぜひ!
番外編
自宅安静中の食事はどうしていたか?
在宅安静生活の食事。どうされてますか??
栄養面も心配な妊娠中だけど、旦那さんに毎食作ってもらうのもなかなか厳しい。
私の場合は、朝はパン。お昼は簡単なレトルト系。
夜ご飯は、、、
実は作っていました。
本当はダメなんですよね。
でも、旦那さんへの申し訳なさや、寝たきりへの罪悪感もあり。気分転換もかねて毎日30分程料理していました。
ただ、お腹が張るし、しんどかったです。
朝も昼もパンやレトルト物を食べることが多かったので、栄養面が心配でした。
当時リサーチ不足だったのですが、調理済みの冷凍おかずを届けてくれるサービスも今はたくさんあります。
レンチン1つでバランスの取れたご飯が食べられる。後片付けも容器を捨てるだけ。

私もまた自宅安静になったら今度は迷いなく利用します。
とにかく!冷凍弁当でも良いし、誰かに頼るのもあり!
こちらでも冷凍弁当の記事をまとめています。

その他の食事解決の選択肢もこちらの記事でまとめています。

公園リサーチ
うちは近所に大きな公園がたくさんあるので、週末に旦那さんがドライブに連れて行ってくれました。
駐車場で私はリクライニングのまま待機、旦那さんは少し公園を散歩してくる。
「こどもが生まれたら、ここでこういう遊びができそうだよー」と情報を集めてくれて、有意義な一日を過ごすことで気持ちが楽になりました。
その当時集めた公園情報は、息子と遊ぶ際の公園選びに役立っています。
絶対安静中は、車に乗るのもできる限り止めるよう言われていました。でも外の空気を吸うのは、やはり気分転換になります。
安静続きで汚い格好だけどそのまま気分転換にとドライブ連れてってもらった。
リクライニング倒して横なって窓開けて気持ちよかったぁー。
ミルキーはシェイクよりソフト派です。 pic.twitter.com/YjMm6i5R11— ぱんだ☺︎︎@33w✿切迫自宅安静中 (@pannnnnnndaaaa) April 24, 2021
ダメかもしれないけど、こういった息抜きが心の健康を保つのに必要でした。
一番やっておいて良かったこと
最後に切迫生活で一番やっておいて良かったこと。
- 今の週数が赤ちゃんにとってどのような状況か。
- その週数で産まれてしまった場合にどのようなリスクがあるか。
上記2点を頭に入れて生活をしていました。
結局29週で生まれてしまったのですが、ある程度落ち着いていられたのは、その週数でのリスクがある程度把握できていたところがあります。
「今自分ができることをやるしかない」
そう思うことができました。
出産予定日までの果てしない時間を考えると嫌になります。
今の赤ちゃんの状況を把握しつつ、小さい目標を定められたのが、私にとっては支えになりました。
毎日つらい中でも、
「今は○○ができあがっているところ。頑張ろう」
「あと〇週したら、ある程度リスクが減る。それまでがんばろう」
そう思えました。
もし延々と続く安静生活が嫌になってしまっているママさんがいらっしゃいましたら、赤ちゃんの状況も頭に入れながら生活することで、小さな励みや支えになるかもしれません。
少しでも早く安心できる週数になりますように
切迫生活って本当にしんどいんですよね。。
当時はそんなつもりはありませんでしたが、明らかに私は病んでました。
友達が心配してラインをくれても、「大丈夫だよ」としか返せないし、返すのも億劫になっていました。
仕事が特別好きというわけではなかったけれど、仕事に急に行けなくなると何をして良いかもわからなかった。
もっと人に読んでもらえるように頑張りたいので、切迫になっても、もう少し有意義に過ごせるんじゃないかなと思っています。
そういった「家でできること」を何か1つ持っていたら、心が楽に安静生活を送れるのかもしれません。
生協は離乳食時期にめちゃくちゃ使えます。


裏ごし済の野菜など、離乳食作りに便利な加工品が充実。

実際赤ちゃんが生まれると、毎日がいっぱいいっぱいで新しいことを始めるにもエネルギーがいる。
私は関東住まいなので、離乳食期ママがよく利用しているのは、こちらの2つですね。
- コープデリ→コープデリ
- パルシステム→生協の宅配パルシステム

安くて簡単に料理できるアイテムも豊富

以上が、私が自宅安静中にやっていたことや、やっておけばよかったことです。
辛い日々かとは思いますが、頼れるものは頼って大事にしてくださいね。
また、切迫の悩みをまとめた記事も書いています。
参考にしてくださいね。

>>>切迫早産関連記事はこちら