『妊娠を考えているけれど、医療保険に入っておいた方が良いのかな?』
『妊娠中だけど、今からでも入れる医療保険はない?』
ただ、妊娠をお考え、もしくは妊娠中であるならば、
医療保険はその時だけでも入っておくべし!
自分が切迫早産で長期安静生活を送った経験から、妊娠中は医療保険大事。。と本気で思いました。
日額いくらかの補助があるだけで、心持ちが違います。
本記事では、そんなことを綴らせていただきます。
医療保険はいらないと思っていました。
みなさんは、何か大病しても
「医療保険に入っておけば安心♪」
なんて思っていませんか?
でも、医療保険は基本、病気による入院や手術をしないとおりません。
最近はガンでさえも、通院治療が多い。
長期入院になることなんて、若いとなかなかありません。
そう思われた方。
大丈夫なんです。
日本には「高度療養費制度」と「傷病手当金」があります。
一般的な所得だと、上限は8万円強。
どんなに医療費がかかっても、1ヶ月の支払いは8万程で済んでしまう。
入院時の差額ベッド代や食事代は別ですが、一般の病室にしてもらえば良い。
普通に生活していても食事代はかかってきます。
つまり、
- 医療保険が下りるのは「入院」「手術」が基本
- どんなに医療費がかかっても、月8万程の支払いで良い。
- 仕事ができなくなっても、傷病手当金が支給され、給与の2/3はいただける(雇用保険加入の場合)
このような状況の中で、入院や手術にならないと支給されない医療保険に年間2-3万も支払う必要はあるのか?
サラリーマンである程度の貯蓄があるのであれば、医療保険はいらない
ただ、これは逆に言うと、長期入院や手術の可能性がある(高い)のであれば、医療保険に入っておいて損はないということなのです。
妊娠、出産は長期入院や手術の可能性がある
妊娠や出産は
長期入院や手術の可能性が高い状態
ということも頭に入れておいた方が良いです。
国から補助は出るけれど、私の住む地域は、毎回検診で2000-3000円は別途必要。
出産費用も60-70万が平均。
そこに切迫で何ヶ月も入院になったら。。。
帝王切開で出産になったら。。
毎月上限は8万円程とはいえ。。
き、厳しい。
とにかく妊娠、出産は長期入院になる可能性がある。
保険金があると心持ちが違う
ここに、私が妊娠中に医療保険を勧める理由があります。
- 切迫の場合の入院は、妊娠中の「病気」として医療保険適用となる可能性が高い。
- 帝王切開での出産も、医療保険適用の「手術」に含まれることがほとんど。
お子さんがいる場合、万が一切迫で自分が入院してしまったら、急遽保育園や、幼稚園の預かり保育、民間の学童などの助けが必要にもなります。
入院月額8000円×30日=24万円
1ヶ月あたり約25万円の保険金が支払われるのであれば、自分の入院費や家族のケアに余裕を持ってのぞめます。
とにかく、妊娠や出産を控えている場合は、長期入院や手術になる可能性も高い。
医療保険に入るなら妊娠前に!
でも、、
医療保険は妊娠後加入する場合、一気に選択肢が狭まります。
ほとんどの医療保険は、妊娠中に保険に加入した場合、今回の妊娠については保障されません。
更に
過去に「妊娠での切迫や手術の経験」があると、加入の際に条件が付けられてしまう可能性が高いです。
早産で出産した私の場合は5年間の部位不担保という条件つきになるということでした。
特定部位の不担保というのは女性特有の子宮に原因する疾病に関しては給付金が出ないというものになります。
切迫流産、切迫早産だけでなく、帝王切開、子宮頸管無力症、早期破水、吸引分娩など、、
妊娠、出産のトラブルのほとんどを占める内容に対して保障がありません。
しかも5年間も。
そんな中、妊娠中でも加入できる医療保険もあります。
ただ、妊娠中に出血や張りなどで少しでも保険適応の治療を受けると、やはり今回の妊娠では適用外となります。
切迫診断は突然です。
保険に加入される場合は、是非とも妊娠前に加入されることを強くお勧めします。
既に妊娠中の方も、切迫等の保険診療を受けていなければ、まだ加入できる保険はあります。
「コープ共済」「新ABCお母さん保険」の2つです。
私は加入条件等を考慮して「コープ共済」をおすすめします。

最後に
「妊娠を考えている」もしくは「妊娠中」であれば、かならず医療保険は入っておくべし!
という内容の記事を書かせていただきました。
日本には様々な制度があり、サラリーマンであれば、医療費で破産してしまうような状況になることはまずありません。
仮に半年切迫で入院したとしても、50万弱の支払いで済む。
サラリーマンであれば傷病手当金が雇用保険から出る。
大金ではありますが、医療費で人生が終わるほどにはならない。
ただ、妊娠は別。
長期入院や手術になる可能性が通常よりも高い。
子供がいる場合は、自分の医療費だけでなく、民間のサポートを利用することもあるかと思います。
何かとお金がかかります。
お金の心配なく過ごせるよう、妊娠、出産をお考えであれば、医療保険には必ず加入してくださいね。
