『無事に何事もなく過ごせるかな?』
『泣きわめいたり走り回ったり迷惑にならないかな?』
『どうやってやり過ごそう?』
初めての新幹線移動。心配ですよね。
息子が生まれて3年間。私は毎年東海道新幹線「のぞみ」を利用して帰省しています。
東京から新大阪までの2時間半。
初めて新幹線に乗る時は「ちゃんと無事に過ごせるかな?」とハラハラでした。
コツを押さえれば問題なくあっという間に到着です!
今回は、のぞみ号に乗りまくった私が実践している、赤ちゃん子連れの東海道新幹線乗車のコツについて綴らせていただきます。
子連れ新幹線移動のコツ【事前準備編】
小さい子連れで新幹線に乗る場合
なるべく快適な座席を押さえ、できるだけ荷物を減らすことが基本です。
私が事前に行っている準備をご紹介します。
エクスプレスサービス加入はマスト
まず、オンラインで簡単に予約・キャンセル・直前まで変更が可能なエクスプレスサービスに加入されることをおすすめします。
赤ちゃん連れだと、急な熱があったり思ったように動けなかったりすることも多々。
みどりの窓口や券売機で購入も良いですが、スマホで簡単に時間帯や座席を変更できたりするので、やはり子連れにはマストだと思います。
年会費無料の「スマートEX」と年会費1,100円の「エクスプレス予約」の2種類があります。
違いはこちらの記事で解説していますので参考にしてくださいね。
エクスプレスサービスを解説「スマートEX」「エクスプレス予約」の違いは何?
子連れでも気楽な座席を予約しておく
子連れでも気楽な座席を予約するのも重要。
どうしても、平日午前中や夕方はサラリーマンの方が多く、子連れは少し居心地が悪いです。
赤ちゃん連れの移動って、やっぱり一番気になるのが周りの人の目だったりするんですよね。。
とにかくなるべくママの負担なく移動するには
子連れでも気楽な座席を予約しておく
というのが重要。
私がよく利用するのは、14時あたりの11号車です。
11号車はデッキが併設されていて、赤ちゃんが泣き止まなくてどうしようもなくなった時でも避難できます。授乳室に使える多目的室もあり。
赤ちゃん子連れに最適な号車や座席については、こちらの記事も参照くださいね。
軽量でスリムなベビーカーがあると便利
ベビーカーはやはりあると便利です。
ただ、新幹線の発着駅は人でごちゃごちゃ。エレベーターも混み合います。
海外製の大きなベビーカーだと、1台しか乗れないこともあります。
やはり軽量でコンパクト、更に自立するベビーカーが便利です。
わずか3キロ。
エレベーターが混雑してどうしようもない時は、抱えて階段登り降りもしちゃいます。
畳んで頭上の荷物置き場に置くことも可能(ホコリが落ちないようゴミ袋を被せています。)
やっぱり便利です。
ある程度はリクライニングできるので、うちは息子が生後4ヶ月あたりからこちらのB型ベビーカーを利用して旅行しています。
なんやかんや4歳くらいまで使えるので、お持ちのベビーカーに+で持っておくのも1つです。
暇つぶしグッズを充実させる
お子さんの月齢によりますが、やはり暇つぶしグッズは必須です。
息子が赤ちゃんの頃は、おもちゃや、お弁当に入れるシリコンカップなどを小出しにして、時間稼ぎしていました。
現在3歳の息子の場合は、ダイソーのシールブックやいらなくなったスマホに動画をダウンロードして見せたり、いろいろ工夫しています。

荷物は送っておく
当日は必要最小限な荷物しか持ちません。
予め、スーツケースに荷物をまとめて目的地まで荷物は送ってしまいます。
埼玉〜大阪だと、スーツケース1つ2000円弱送料がしますが、ここはケチらずにやってます。
やはり混雑する駅で、子供も見て、大きな荷物を持ってはしんどいです(T_T)
新幹線乗車のコツ【当日編】
新幹線移動で1番ラクなのは、子供に寝てもらい、ベビーカーごと移動です。
そんな理想の環境を作り出すための、コツをお伝えします。
エクスプレス予約で、11号車車椅子スペース隣席をゲットする
こちらでご紹介しているベビーカーが横付けできた座席ですが、
2023年3月現在、制度が変わり11号車の12B、13B席は、事前・当日ともに例え空席だったとしても一般ユーザー(ベビーカーユーザー含む)の車椅子席の利用は不可になってしまったようです。
どうしても寝たまま移動させたい場合は「特大荷物座席を事前予約してそちらに置かせてもらう」という方が現在は多いようです。
こちらの記事でも詳しく解説させていただきましたが、赤ちゃん連れの新幹線のぞみ号で一番取りたい座席が、11号車の車椅子12B、13Bの席です。

引用:JR東海|車両のご案内
11号車の12B,13Bは、基本的に車椅子付き添いの方しか購入できません。
ただし、当日になると一般発売されます。
ここの席が予約できると、ベビーカーで寝てもらって、ベビーカーごと乗車、移動できるので、めちゃくちゃ楽になります。
こんな感じで乗れます。後ろもベビーカー利用ママさんでした。

平日の昼間は出発3時間前くらいでも予約できることがありますが、基本的にこちらの座席は激戦です。
予備で別の座席をあらかじめ取っておく⇒当日朝5時半に一般開放されたら「エクスプレス予約」で座席変更
という方法で私はいつもこちらの座席をゲットしています。
詳しくはこちらの記事で解説していますので参考にしてくださいね。

出発まで遊ばせて疲れさせる
新幹線で少しでも長く寝てもらうために、新幹線乗車まで子育て支援センターなどで思い切り遊ばせます。
私は埼玉在住なので、大宮駅から歩いていける子育て支援センターで遊ばせて、そのまま東京へ移動が多いです。
たまに疲れすぎて東京駅に移動するまでに寝てしまって焦るのですが。。。
品川駅から乗車する
小さなお子さん連れには、品川駅からの乗車がおすすめです。
というのも、東京駅のベビーカー移動。
めちゃくちゃ大変なんですよね。
東海道新幹線の場合、東京駅は「南乗り換え口」しかエレベーターはありません。
運悪く中央乗り換え口から入ってしまうと、エレベーターなしでホームまで行かなくてはいけません。
そして、エレベーターも長蛇の列。人もごちゃごちゃ。
マップはこちらなのですが
引用:東京駅構内図
東京駅、複雑すぎやしませんか?
方向音痴+ベビーカー連れの私は、この迷宮ぶりに何度音を上げたことか(T_T)
品川の方が駅がコンパクトなので、在来線から新幹線までの距離も近いし、エレベーターもそれ程混まず乗り降りが便利です。
切符の発行もラクですし、すべてがシンプルなので品川駅乗車がおすすめです。
※切符は東京駅と同価格なので私は念のために東京駅から購入して品川で乗車しています。
まとめ
赤ちゃん連れ乗車の快適さは「昼寝時間に合わせること」と「座席」でほぼ決まります。
1番快適な座席をリアルタイムに取るためにも、やはりエクスプレスサービスは必須です。
あとは、
- ベビーカーもコンパクトにしておく
- 荷物は送って身軽に
- 寝てくれるように当日疲れさす
- 暇つぶしグッズを忘れない
どなたかの参考になれば嬉しいです。
長々とありがとうございました。