『ビューエクスプレス特約を申し込みたいけど、家族でもちゃんと使えるのかな?』
『会員本人と別行動の場合、どうやって発券する?』
「エクスプレス予約」は両親の契約を利用したことがあり、本人以外が利用する場合の勝手もわかっていました。
ただ、モバイルSuicaを利用する「ビューエクスプレス特約」の場合はどうなるのか?
今回は「ビューエクスプレス特約」を使った場合の発券方法や本人以外が利用する場合の注意点について綴ります。
ビューエクスプレス特約って?という方にはこちらの記事もおすすめです!

ビューエクスプレス特約。他人や家族など本人以外も使えるの?
ビューエクスプレス特約は、会員本人以外も利用することができます。
エクスプレス予約は、会員様ご本人以外でもご利用いただけます。
会員様本人1名での利用時はEX予約専用ICカード(「EX-ICカード」「プラスEXカード」等)で乗車できます。それ以外の利用時(2名以上やこどもを含む場合、または会員様本人以外が1名で利用する場合など)は会員様本人分を含め、指定席券売機等で「きっぷ」を受け取って乗車してください。
引用:エクスプレス予約を、本人以外や二人以上でも利用できますか?
※ビュー・エクスプレス予約は、ICカードでの乗車ではありません。ただ、ご利用ガイドに「ビューエクスプレス会員」は「モバイルSuica機」に置き換えて理解するよう明記されています。
- 会員本人1名での利用時はモバイルSuica機。
- それ以外の場合は、会員本人分含めチケットを発券して利用する。
この方法で利用することができます。
発券は1枚から可能。会員本人でなくても1名で利用できる
1枚のみの予約でも、発券が可能です。
会員様本人1名で利用する場合は、モバイルSuica電話機で利用してください。
こちらの表記から、1枚のみの予約の場合はモバイルSuica利用でしか乗車できないのかと心配していましたが、発券は1枚から可能。
会員本人でなくても、発券して1名で利用できます。
- A(会員)とB(非会員)が、同じ目的地へ別日程で出発したい。
- Aのビューエクスプレス特約で2人のチケットを予約。
- Bはチケットを発券して先に出発。後日、AはモバイルSuicaでタッチして現地合流。
同時行動だけど、1人はモバイルSuica、1人は発券で乗車したい
2人で一緒に出発予定だが、お互い時間がなく新幹線内で直接合流したい。
会員本人はモバイルSuica、同行者は予め発券したチケットで乗車できるのか?
エクスプレス予約で2名以上まとめて予約している場合、必ず発券して乗車する必要があります。
会員本人のみモバイルSuicaで乗車、同行者は発券したチケットで乗車する場合は、
- 本人1名分のみ別にエクスプレス予約の商品を予約
- 同行者は別操作にてエクスプレス予約の商品を予約
と、別々に予約する必要があります。
ビューエクスプレス特約で発券する方法
ビューエクスプレス特約で予約した新幹線チケットは、東海道・山陽新幹線各駅、及びJR東海JR西日本の主要駅で発券できます。
EXマークのある券売機やこちらのきっぷ受取専用機から発券します。

ビューエクスプレス特約、きっぷ受取に必要なものは?
ビュー・エクスプレス特約の発券時に必要なのは、こちらの会員証とエクスプレス予約会員登録のパスワードのみです。

チケット受け取りの流れ
EXマークの付いた券売機、およびこちらの写真のような発券機を探します。

エクスプレス予約会員証を入れる

エクスプレス予約のパスワード入力画面になりますので、入力し「確定」ボタンを押す。

ビューエクスプレス特約を家族や他人と使う場合の注意点
ビューエクスプレス特約を家族や本人以外と利用する場合の注意点について。
関東でエクスプレス予約のチケットを発券できる駅は限られる
エクスプレス予約で予約したきっぷは、東海道・山陽新幹線各駅の指定席券売機、受取専用機、JR東海・JR西日本の主な駅の窓口で受け取り可能です。
一見、サラッ流し読みしてしまいそうなのですが、関東住まいの場合、「東海道新幹線」停車駅でしか発券できないのです。
東京周辺であれば、東京駅、品川駅、新横浜の3駅で受け取り可能。新幹線は停まりますが大宮駅は東海道新幹線ではないため、受け取りできません。
これは、みどりの窓口にお願いしても同じです。必ず東海道新幹線停車駅まで出向く必要があります。
会員本人と一緒に出発する場合は、乗車当日に発券すれば良いですが、別行動でチケットを予め発券しておく場合は、わざわざ東京駅や品川駅まで出向く必要があります。
大阪だと、本当に小さい駅の券売機でもチケットが発券できるのですが、関東で発券する場合はちょっと不便です。
必ず会員本人がきっぷを受け取るよう明記されている
本人以外でも物理的にはきっぷの受取は可能です。
ただし、規約には会員本人が必ず切符を受け取るように明記されています。
他人によるなりすまし等の不正使用を防ぐため、きっぷ受取の際は、会員様ご本人に、決済用クレジットカードまたはEX予約専用ICカードをご提示いただくほか、エクスプレス予約ログイン時のパスワードの入力やご署名をいただいております。必ず会員ご本人様がきっぷを受け取ってください。
会員本人は、会員証とビューカードを携帯するよう明記されている
ビューエクスプレス特約をモバイルSuicaで利用する場合は、基本はモバイルSuica対応のスマホのみで乗車できます。
規約では、ビューカードとエクスプレス予約会員証を携帯するよう明記されています。
乗車の際は、モバイルSuica電話機のほか、必ず、ビューカードとエクスプレス予約会員証をお持ちください。
- 利用の区間や予約内容により、きっぷの受取が必要となる場合があります。
- きっぷの受取には「ビュー・エクスプレス特約」申込時に登録をしたビューカードが必要となります。
- 会員資格の確認等のため、エクスプレス予約会員証を拝見する場合があります(ご提示いただけないときは、サービスを利用できない場合があります)。
機種変更後、再度モバイルSuicaとエクスプレス予約との紐づけが必要です
ビュー・エクスプレス予約の登録をしてから、機種変更等されていませんか?
もし機種変更されていましたら、モバイルSuicaから再度エクスプレス予約への登録(紐づけ)をしなければ、モバイルSuicaを直接タッチして新幹線に乗車できません。
万が一忘れていて当日を迎えてしまったら大変。
モバイルSuicaとエクスプレス予約を紐づけても、当日はモバイルSuica利用で新幹線乗車できません。翌日から利用可能なのです。
モバイルSuicaで乗車しようと思ったら、乗車できない。その場合はエクスプレス会員証で発券して乗車する必要があります。
旦那さんがモバイルSuicaで乗車しようとすると、機種変更後に紐づけ作業ができていなかったので、当日はモバイルSuicaで乗車できませんでした。
実は、我が家は埼玉の奥地。先日の大阪帰省の際、私と息子だけ先に帰省して、旦那さんは2日後に帰省予定でした。
どうせ旦那はIC乗車。わざわざ東京駅まで事前に発券しに行くのが面倒。
旦那さんに話してみたら、慎重な旦那は「やはり自分が事前に発券してくるよ」と会社帰りに発券してきてくれました。
なので当日、旦那は規約通りエクスプレス会員証を持ち歩いていた。そしてそのおかげで、モバイルSuicaが使えなくても乗車できた。
助かった~と思った出来事でした。
ただ、そういったケースもあるので、注意する必要があります。
最後に
ビュー・エクスプレス特約での発券方法と、本人以外が利用する場合の注意点について書かせていただきました。
私のブログは、お子さんがいらっしゃるパパ、ママさんがよく読んでくださっているようです。
ビュー・エクスプレス特約ももちろん、家族利用を念頭に置いて検討される方が多いと思うんですよね。
ビュー・エクスプレス特約に限らず、エクスプレス予約はとっても便利なサービスなのですが、チケット発券できるのが東海道新幹線の停車駅のみであったり、、
家族利用時にぶちあたる壁がいくつかあったので、記事にさせていただきました。
いろいろ書いてはいますが、ビューエクスプレス特約にはとてもお世話になっています。
子育て世帯&帰省等で新幹線を頻繁に利用される方にとっては、マストなサービスです。
ビューエクスプレス特約には、ビューカードが必要です。おすすめのビューカードについて綴っています。
こちらも参照くださいね!

