2023年夏休み小学2年生の息子を連れてマレーシアのサマープログラムに参加しました。
悩んだのが現地でのスマホをどうするか?
結局私はAhamoに乗り換えて行ったのですが、結果これ大正解だったのでどんな感じだったか綴ります。
スマホ乗り換えってちょっと面倒なのですが、今後も海外に行く予定の方はAhamoに変えてしまうのも1つかな?と思いました。
海外でスマホを使えるようにする方法は?
海外でスマホを使えるようにする方法は以下3つ
- 日本のキャリアでデータローミングをそのまま使う
- アマゾンでSIMカードを購入する
- 海外でSIMカードを購入する
順次解説していきます。
日本のキャリアでデータローミングする
日本の携帯電話会社のデータローミングサービスを利用する方法です。
ほとんどの会社が24時間1000円/72時間3000円程の手数料で、海外でも日本と同じようにラインやネット閲覧が可能となるデータローミングサービスを提供しています。
例1)Docomo、 KDDI 980円/24時間
※契約している料金プランからデータ容量が消費される
例2)ソフトバンク 24時間980円/72時間2940円
※1日あたり1GB付与され契約プランから容量は消費されない
利用方法は事前にWEBサイトから申請し、現地でスマホのローミングをONにするだけです。
YmobileやLinemoなど格安SIM会社も同様の金額設定のところが多いです。
御覧いただいたように、データローミングはほとんどの会社が追加料金が必要。そんな中、追加料金無料なのが楽天モバイルとahamoです。
両者とも特別な手続きは必要なし。
現地でスマホのデータローミングをONにすれば利用可能になります。
楽天モバイル(楽天最強プラン)
2GBまでは追加料金はかからない。超過した分は1GBごとに500円の料金が必要になる。
対応国は機種によって変わる⇒こちらから確認可能
アハモ(AhamoのみIrumoは対象外)
14日間までは20GBまで追加料金なしで利用可能。海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、送受信最大128kbpsとなる(追加料金を払って延長等はできない)
対象国は一般的に私たちが旅行するような国はカバーできていると思います。
ハワイやグアム、サイパン、モルディブといったリゾート地をはじめ、アメリカ大陸、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、中南米、中東、アフリカなど、世界中のあらゆる国や地域が対象。
⇒こちらから対応地域が確認可能
今回私が滞在したマレーシアもシンガポールもAhamoの対象地域で全く問題なく使用できました。
アマゾンでSIMカードを購入する
Amazonでも海外で利用できるSIMカードが沢山販売されています。
「東南アジア周遊8日間SIM」など国をまたいで利用できるものも多いので、数ヵ国訪れる場合はとても便利。
我が家も東南アジア地域で1ヶ月間利用できるデータSIMをAmazonで購入し息子のSIMフリー腕時計端末に入れていきました(迷子対策)
現地で購入も検討しましたが、ほぼ変わらないかむしろアマゾンの方が安い感じでした(2023年7月時点で)
息子の端末に入れていたのは、こちら。5GBのデータSIM(通話機能なし)で1ヶ月1000円だったので、結構お得です。
※APN設定が現地で必要ですが、説明書が入っているのでその通りに操作すると利用できました。
現地空港でSIMカードを購入する
現地の空港でSIMカードを購入する方法もあります。
空港の各携帯通信事業会社のブースに行くか、KlookやKKdayで事前購入しておき空港で受け取ることも可能。
で。意外とE-SIMの方が選択肢が多いんですよね。
E-SIMだと手順も簡単。KlookやKKdayで事前購入すれば、QRコードからすぐにe-simをダウンロードして設定が可能です。
我が家も最初はこの方法を取ろうかと思ったのですが、実はあまり安くない。
マレーシアのSIMだと3GBで3千円、5GBで3~4千円という感じ。期間だと7日間で1000円というのが多かったです。
期間が短い場合は、この方法でも良いですが2週間以上になってくると割高になるな~という印象でした。
Ahamoをマレーシアとシンガポールで使ってどうだった?
で、いろいろ迷った末に我が家はスマホのキャリアをAhamoに変えてから渡航しました。
実は楽天モバイルだったので、そのままでも良かったのですが、もーーーーー本当に電波が繋がらなくて!!!
繋がってもマップの読み込みが遅かったり、東京駅でWifiが入らずPaypayが使えなかった時に「もう、変えよう。。。」と。
今後もできれば海外旅行に行ければと思っていたので、これを機に海外のデータローミングが無料で使えるAhamoに。
移動中など子供に動画を見せることもあるので海外で20GBまで使えるのは心強いし。
AmazonやKKdayでSIMを買っていたとしても、すぐ繋がるかは保証できないので確実にスマホが使える状態にして面倒なことを最小限にしたかったというのもありました。
実際に感じたメリット、デメリットを書いてみます。
使用して感じたメリット
飛行機から降りたらDocomoからショートメッセージが来てデータローミングをONにすれば使える旨が送られてきました。
現地でスマホのデータローミングをONにするだけですぐ使えた!
めんどくさい設定も何も必要なし。
空港に着くといろいろ焦るんですよ。でもスマホですぐ調べ物ができる状態はありがたかったです。
あと、空港のSIM販売ブースは結構並んでいました。やっと飛行機降りて荷物受け取って「さあ!」という時にまたSIMで並ぶのも面倒だなぁとも思いました。
シンガポールからマレーシア、マレーシアからシンガポールを移動しても
日本の国内を移動しているような状態でそのまま利用できた。
レストランでご飯を食べる時にも息子に動画をデータ容量あまり気にせず見せることができるし助かりました。
私1人のスマホが使えたら良いかな?と思っていましたが、直前に夫にもAhamoに切り替えてもらっておきました。
海外だといろいろ勝手が変わるのでGoogleマップ開いたり調べものしたり、やはりお互いスマホが使える状況にしておいて良かったです。
Ahamoは定期しばりもないので、海外に行かなくなればまた乗り換えも好きな時にできるし気楽な点も良かったと思います。
デメリット
逆に感じたデメリットとしては、
2週間以上の滞在になると送受信最大128kbpsとなりほぼ使えなくなる点+追加でデータ購入もできない点。
2週間以上の滞在になる場合は、他のSIMと組み合わせて使う必要があるな~と感じました(実際私の滞在は18日間だったので、後半4日間は息子用に使っていたデータSIMを私のスマホに入れて使いました)
ただ、海外SIMは長期間使えるSIMになればなるほど高いので「足りない期間だけ海外SIMで補う」という使い方ができるのは良かったかな。
あと、Ahamoは月額2970円(税込)なのですが、月額1000円くらいの格安SIMを使っている方の場合は、月々の支払が割高になるのもデメリットかもしれません。
Ahamoへの変更手順も簡単でした
Ahamoへの乗り換えはすごく簡単でした。
ただちょっとこうすれば良かった。。。というポイントもあるのでそのあたりまとめます。
SIMは物理SIMにすれば良かったかも。。
Ahamoは契約時に物理SIM(SIMカードを入れる)かe-SIM(SIMをダウンロードする)かを選択できます。
で、私のスマホはe-simと物理simを切り替えられる機種なので、
- E-sim⇒Ahamo
- 物理SIM⇒海外旅行でSIMが必要になった時に購入して使う
と分けて考えていたのですが
海外は今やE-simが主流なんですね。。
空港のSIMブースを見ても、QRコードを読み込んでダウンロードする形がほとんどでした。
あと、機種変更時もE-SIMだと手続きが必要なようでちょっとめんどいことが判明。。。。
海外の空港で販売されているものがほとんどE-simだったので、拠点の日本では物理SIMにして、E-SIMは海外旅行用に置いておけばよかったと個人的に思いました。
日割り計算で手続きしてもらえる
月末に申し込んだので「もったいな!」と思ったのですがAhamoの料金は日割り計算してもらえます。
乗り換え申し込みに必要なもの
乗り換え申し込みに必要なもの
- MNP番号(有効期間10日以上のもの)
- 支払いに使用するクレジットカードまたは銀行口座
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- dアカウント(なければこちらから登録可能)
- IMEI番号(e-simの場合)
※IMEI番号は携帯電話の電話番号入力画面で「*#06#」と入力すると、15ケタの数字が表示されます。
契約時に必ずMNP番号の残存期間が10日以上必要です。
私は、MNP番号を発行後のんびりしていて1週間前に手続きをしようとしたらできませんでした(T_T)
再度MNP番号の再発行は有効期限が切れるまで待たないといけないので、1週間また待つことになり渡航に間に合わないかも!?と焦りました。
乗り換え手順
乗り換え手順はざっくりこんな感じでした。
- MNP番号を現行のキャリアWEBサイトから発行(即日~3日で発行してもらえます)
- Ahamo公式から契約(MNP番号の有効期限が10日以上残っている必要)
- SIMが届く(e-simの場合は④へ)
- 開通手続き+SIMをスマホに入れて再起動
(e-simの場合はsimをダウンロード)
※再起動でできない場合はAPN設定
上記のような感じでした。
私はe-simだったので、即日契約してその日に開通できましたが、物理SIMの場合はSIMの発送手続きもあるので契約~開通まで3日程度は見ておいた方が良いと思います。
なのでAhamoに切り替える場合は、
まずは現行のキャリアからMNP番号を発行して、その後Ahamoと契約という流れになります。
最後に
マレーシアとシンガポールに子連れで行く際に、スマホをどうするかいろいろ悩んで調べたこと、Ahamoに変えた感触などを綴ってみました。
やはり魅力は、
追加料金なし。
特別な手続きも何もせずそのまま日本にいる時と同じようにスマホが使える。
国をまたいでも2週間までは問題なし。
というところかな?と思います。
今後も夏休みは子連れで東南アジアあたりのサマープログラムに参加できればと思っているので、毎度海外に行くたびにスマホのことを考えなくて良くなるので良かったです。
その他海外出張等が多い方にもおすすめかと思いました。
海外ローミングが無料なのはAhamoだけです(Irumoはダメ)そこだけ注意してくださいね。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました!