我が家は夏休みにマレーシアのサマーキャンプに小学生の息子を入れています。
本記事では【サマースクール準備】マレーシア編と題し、準備したことをざざーっとまとめます。
子どもが小学生の間は毎夏こんな感じで海外のスクールに入れてみたいと思っているので、今後の私のTODOリスト的な意味でもまとめていければと思います。
なお体験談についてはこちらの記事で書いています。
必要な準備
息子をマレーシアのサマースクールに入れるにあたり「準備したこと・準備中に感じたこと」をまとめていきます。
子どものパスポートを取得する
息子のパスポートが切れていたので、再取得を試みました。
ざっくり子供のパスポート取得に必要な情報は。。。
- 18歳未満は5年パスポートしか取れない
- 費用は12歳未満6000円、12歳以上11000円
- 申請書は各市町村サイトからダウンロード可
- 申請書、戸籍謄本、本人確認書類、写真、旧パスポートが必要
- 申請時は親だけでもOK。受け取りは本人同行が必要
- 小学校入学して3ヶ月までは親の代筆OK,それ以降は本人サイン必須(うちの市町村の場合)
上記の感じでした。
悩ましいのが、子どものパスポート写真だと思うのです。
- 現地で撮影すると3000円程度
- 照明写真撮影機で1000円程度
- 自分で撮影
上記選択肢がありますが、我が家はスマホの証明写真用アプリを使って撮影⇒コンビニで印刷という方法を取りました。
が、これ失敗だったー(T_T)
「本人だとわかれば何でもいいっしょ!」と思っていたのですが、やはり画質が荒かったのか、イミグレの自動ゲートでめちゃくちゃ苦労します。
シンガポールの自動ゲートは何回チャレンジしてもだめ。でも何回訴えても絶対に試しに何回かやらされる(泣)
こういった自動ゲートのイミグレって増えてくると思うんですよね。
もう取ってしまったのでこのままいこうと思いますが、やはり証明写真専用の機械で撮るか高いけれど撮影してもらうのがおすすめです。
航空券を取る
「夏休みに子供を連れてマレーシアに行く」というのは決めていましたが航空券を取ったのは4月下旬(約3ヶ月前)
航空券は早めに取った方が安く、日程が近くなると高くなる傾向があるので少し遅かったかもしれません。
我が家は終業式翌日出発して2週間滞在というパターンが多いのですが、7月下旬~8月の「羽田・成田ークアラルンプール」「羽田・成田ーシンガポール」の相場はだいたいこのくらい。
- 大手航空会社 往復10万円。
- LCC(Scoot,Airasia) 往復5~7万。
航空券はExpediaでチケットを調べて、相場や目当ての航空会社が決まったら最近は航空会社の公式ページからチケットを取るようにしています。
理由は
- 最近は代理店経由も公式ページも値段が変わらないことが多い
- 欠航や払い戻し対応も直接公式で購入している方がスムーズ
上記からになります。
LCCもサービスは最低限になりますが費用は抑えれるのでおすすめ。
Airasiaは直行便がクアラルンプールまで飛んでいますし、Scootはシンガポール経由になりますがシンガポールで数泊するのも楽しいです。
※なぜかScootとAirasiaはクレジットカードのセキュリティに引っかることが多いです。購入時は先にカード会社に事前連絡しておくのがおすすめです。
学校選び
最も苦労したのが学校選びです(みんな苦労するよね、、)
うちの子は比較的新しい環境も怖気づくことなく飛び込むタイプですが「嫌だ」と判断した瞬間に絶対に行かなくなる曲げない性格。
英語は0歳からおうち英語をやっているものの「先生の言ってることはわかるけど単語を並べて受け答えするレベル」
勉強嫌い。ダンスも嫌い。工作・アート・サイエンス好き。
当初はインターナショナルスクールのサマースクールを考えていましたが、お値段が高いので私が無理強いしそうでやめて、とにかく嫌がっても「行かなくても良いと言えるお値段の学校」をメインに参加しています。
お子さんのサマースクール選びは一番の悩みどころだと思います。こちらの記事でも、検討したサマープログラムをまとめているので学校選びの参考にしてください。
滞在先選び
我が家は基本、airbndbでコンドミニアムをレンタルしています。
マレーシアの場合、プール付きの3LDKくらいの高層マンションに5000~10000円/一泊一室で泊まれます。
ただ、airbndbは、登録に自分の顔写真を載せないといけなかったり、事前にオーナーとメッセージ(英語)のやり取りが必要だったり、意外とめんどくさいところもあります。
気になる滞在先をいくつか押さえておくつもりでしたが、メッセージをやり取りした手前、無料キャンセルでも気楽にキャンセルしづらいなと思ったり(笑)
最近はBooking.comにもコンドミニアムが登録されていたりするので、そちらの方がワンクリックで予約やキャンセルができて気楽かもしれません。
コンドミニアムの選択肢は多い⇒airbndb
ホテル・コンドミニアムを気楽に利用しやすい⇒Booking.com
また子供を送迎する朝の時間帯はGrabタクシーも混むので、場所によってはなかなか来ない+高いことも多いです。
なるべく、お子さんの学校から近い滞在先を選ぶのが一番だと思いました。
便利だった場所・クアラルンプールの場合
観光を中心に生活するならKLCC地区(ペトロナスツインタワー周辺)が便利でした(一泊1室7000円~)
KLCC公園は子供が遊びまくれる遊具広場やじゃぶじゃぶ池的な施設もあり(無料)現地の子どもと交流もできるし、毎日重宝しました。
日本人向けのお店や病院、習い事系のサマープログラムに参加する場合はモントキアラ周辺が便利かもしれません(一泊一室5000円~)
スーパーや病院などこじんまりしたモールに必要なものがそろっていて便利。
ただし、日本人、韓国人が多く外国の気分はあまり感じないかもしれません。
便利だった場所・ジョホールバル周辺
ジョホールバルセントラル周辺
大型ショッピングモールが徒歩圏内+レストランが沢山あって食べ物に困らない。
ジョホールバルセントラルの西側の方が栄えています。
徒歩で行けるスーパーが周りにないのが不便
エアビー相場:1泊7000円~
ブキインダBukit Indahイオンモール周辺
イオンモールがあるのでとにかく何でもそろう。
朝、グラブがつかまりにくく10分~15分待つ
エアビー相場:1泊7000円~
レゴランド周辺
サマーキャンプ参加されている方はこのあたりで宿を借りている方が多い印象。
Grabが捕まりやすい(らしい)
エアビー相場:1泊5000円~
子どもの海外旅行保険を検討
海外渡航時の子どもの海外旅行保険って悩みますよね。
子供の海外旅行保険の選択肢は
- 子供までカバーされる(家族特約)クレジットカードの保険を利用する
- 海外旅行保険のファミリープランで家族で加入する
- 子供のみ海外旅行保険に加入させる
我が家は、アメリカ以外の渡航先であれば治療費が700~800万保障されれば十分(我が家の考え)なので、大人はクレジットカード付帯の海外旅行保険の合わせ技で乗り切ることに。
子どもに関してはクレジットカードは作れないし、子どもまでカバーできるクレジットカードを複数持っていなかったので、最初は息子だけ別途で海外旅行保険に加入しました。
料金は必要最低限の内容で18日間でシンガポール・マレーシア地区で約1万円くらい。
どこもそれほど変わりませんが、今回はたびともを利用しました。
LINEで友達登録をしておくと、いざという時にLINEで電話で電話ができるのも魅力です(実は子供が高熱を出して今回利用しました)
対応も良かったのでぜひ⇒たびとも
ただ、今後も夏休みは長期海外に行く予定なので家族も対象になる海外旅行保険付帯のクレジットカードをコツコツ集めています。
※現在はクレジットカードの付帯保険でまかなうようになりました。
Grab(グラブ)の登録
現地空港についたらGrab(配車アプリ)を使って宿まで向かう予定だったので、事前にGrabをインストール。クレジットカードを登録しておきました。
日本からgrabをインストールしてもクレジットカードが登録できないという情報があったのですが、日本からクレジットカードも登録でき、問題なくそのまま利用できました(使っているのはセゾンゴールドプレミアムカード)
やはり現地に着くと勝手が変わって焦るので、事前にインストール⇒カード登録まで済ませておくのがおすすめです。
滞在中のスマホのWifiやSIMをどうするか検討
現地でのスマホをどうするかを検討しました。
Grabは毎日使いそうだし、サマースクールの担当の方ともWatsupアプリでやり取りをするので、やはりWifiは必須。
選択肢としては
- AmazonでSIMを事前に購入して持って行く。
- 現地空港でSIMを購入する。
- Ahamo(アハモ)にする。
結局、Ahamoに今のスマホの契約を切り替えて行ったのですが、これ大正解だった!
Ahamoは30ギガまでは追加料金なしで海外でそのまま利用できます(14日間まで。それ以降はデータ通信速度が送受信時最大128kbpsとなるので注意)
現地に着いたら、ショートメールがドコモから届いて勝手に現地のWifiに切り替わったし、特別な設定もしないでOKでした(私の機種Pixel6aの場合)
マレーシアとシンガポールの国をまたいでも、日本にいるような感覚でそのままスマホが利用できたのですごく助かりました。
現地に降り立った時、Wifiが使えないと何もできないし焦るのでAhamoおすすめです(関東圏で暮らしていますが電波面でも苦労したことはありません)
子どものGPSを検討
我が家の息子は発達グレーっ子で多動です。新しい場所だと興奮して走り回るところがあり、我々も見失うこと多々。。。
日本ではGPSを持たせているのですが、やはり海外もないと不安でした。
特にマレーシアは子供が毎年2000人近く行方不明になっているらしく、大陸と地続きで人身売買なんかもあると聞いてちょっとビビり、本格的にGPSを検討しました。
夫とも相談して「後悔のないようにしよう」と3段階のセキュリティ体制で臨みました(笑)
- 腕時計式電話を持たせる(GPSも一応あり)
- 海外でも使えるGPSを持たせる
- エアタグ的なのを持たせる
それぞれ一長一短だったのですが、やはりあると安心感がありました。
現地での貴重品の持ち歩き方
久々の海外だったので、貴重品の持ち歩き方も検討しました。
マレーシアもブキッビタン周辺や観光地あたりはまだまだひったくりもあるようなので、やはり注意しておいて損はなし。
現金やパスポート、使わないクレジットカードは腹巻型のポーチに。
普段使う少量の現金やカードはメインのバッグに。
持ち歩き方も別記事でまたまとめていきます。
現金の両替方法を検討
現金の両替方法を検討しました。
外貨を手に入れる方法は主にこの4つ。
下に行けばいくほど一般的にレートが良いと言われています。
- 日本から両替していく
- 現地空港で両替する
- 現地の両替商で両替する
- クレジットカードのキャッシング
これは好みの問題なのですが、私はキャッシングが苦手なんですよね。
「帰ってすぐ返さないと!」と思ってしまうのと、レートをはっきり知った状態で現金を使いたいタイプ。
なので、結局現地空港で両替をしました(シンガポールの空港で両替しましたが、シンガポール空港のレートは悪くないみたいです。)
シンガポールで3日、マレーシアで15日間過ごすので、
- シンガポールドル⇒1万円分
- マレーシアリンギット⇒2万円分
上記内容で両替しましたが、どちらもカードが使えるので余りました。
特にシンガポールはほぼ現金はいらなかったので、5000円くらいでも良かったかもしれない。
逆にマレーシアは、一部現金しか使えないお店(飲食店が多い)があったので、2週間の滞在の場合1~2万は現金があった方が安心かな?という印象です。
保険の連絡先をプリントアウト+電話のかけ方を予習
現地でトラブルが発生した時に慌てないように、海外旅行保険の保険証券や連絡先をプリントアウト。電話のかけ方も事前に予習しておきました。
夫にも書類を渡しておいて情報をシェアしておきました。
こちらの記事ではクレジットカード付帯の保険の使い方や事前準備をまとめています。
列車やテーマパークのチケットを取る
現地滞在中は観光もする予定だったので、目的の観光地に向かう列車やテーマパークのチケットを事前に取ってプリントアウトしておきました。
事前取得のメリットは何といってもお値段です。
クアラルンプールタワーの展望台もKlookで前日までにチケットを購入しておけば、667円で登れるのですが、当日は1904円です(レートやキャンペーンによって価格は変わります。)
我が家はそれを知らなくて当日購入したので家族で5000円以上かかりました(T_T)
レゴランドやサンウェイラグーンなども、チケットサイトで購入した方が若干安くなるのでおすすめです。
代表的なチケットサイトはこの2つ。主な観光地のチケットはだいたい揃っているので比較して安い方から購入してみてください。
あと、楽天会員の方は楽天Rebates経由で「Klook」か「KKday」から購入すると2.5%楽天ポイントが貯まるので経由を忘れずに!
バスのチケットや列車のチケットもこちらからクレジットカード決済で事前購入できます。
バスチケットはこちらを利用しました。
マレーシア内の長距離列車はこちらから予約できます。
最後に
マレーシアのサマースクールに参加するにあたって準備したことをだだーっとリスト化してみました。
自己手配はいろいろ大変だったけれど良い経験になったので、もしマレーシアのサマースクールを検討されている方は参考にしてみてください。
ありがとうございました。