我が息子は偏食男児です。
3歳半現在、食べられるものは、
ウインナー、唐揚げ、ハンバーグ、インドカレー、豆腐、納豆、白ご飯、麺類、パン、バナナ、りんご、イチゴ、魚、人参、きゅうり
以上!!
これでも食べられる物が増えました。
ただ、野菜は「人参」「きゅうり」以外一切だめ。
食べられる物の方が圧倒的に少ないのです。
現在は「食べられるものを食べてもらおう」というスタンスになっていますが、1~2歳くらいまでは本当に悩みました。
でも、偏食だけど大きくなってくれています。
『離乳食中だけど、全然食べてくれない!離乳食が進まない!どうしよう!』
『こんな偏食で栄養大丈夫かしら?』
本当にこれまでの食生活がひどすぎて。。
人さまに公開できるようなものではありませんが、息子の離乳食期から現在に至るまでを綴らせていただきます。
こんな母親もいるんだ。。と偏食ママさんの心がちょっと楽になってくれたら嬉しいです。
息子、離乳食始まりから幼児食まで。
さて、赤ちゃんが5ヶ月を過ぎたころ。いよいよ離乳食の始まりです。
かわいい離乳食が乗った本。
インスタでキラキラ離乳食レシピ検索したり。
うらごしする調理キットとか。
『最初は10倍がゆからよね?』
『あ❤食べた』
息子、10倍粥までは順調だったんです。
息子は「偏食」というよりは、「食事に興味がない」「食べるよりも遊びたい」というのが強いタイプでした。
始めて見るものに興味を示すけれど、ちょっと口にして様子がわかると、すぐ椅子から降りる。遊びたいと暴れる。
そんな感じでした。
5ヶ月~10ヶ月【とりあえず、アレルギーだけ確認期】
何を作っても無駄になるので、ひとまず、お湯で解くフリーズドライタイプの離乳食をふた口くらい食べさせるように。
こういうやつです。
世のベビーたちはどんどん2回食、3回食に移っていきますが、
我が息子は
ぶっちゃけ10ヶ月くらいまでミルクオンリーで育てていました。
でもあかちゃんせんべいとか、お菓子は食べるんですよね。
11ヶ月くらいになり「流石にちゃんと食べられるようにしてかないと!」と、お粥を準備して、1日1食はあげるようにしました。
食事にすぐ飽きてしまうので、いろんなものがごちゃ混ぜで一気に食べられるという点で、お野菜や鶏ひき肉を炊いたごちゃまぜおかゆにしていました。

いろいろ味は変えてみたりしましたがやはり食べませんでしたねー。。
1歳前〜1歳半【アンパンマンのスティックパンしか食べない期】
私が一番悩んでいた1歳前~1歳半。
この時期に、ふとしたきっかけでアンパンマンのスティックパンをあげたら、それしか食べなくなりました。
あの、フジパンのお野菜スナックパンです。
「お腹が空いたら、他のものも食べるわよ」と言われ、アンパンマンパンを禁止してみても、本当に何もあげなかったら何も食べない。
「とりあえず何か食べてもらわないと!」と、いろいろ作って出してみるけれど、「パンパン」の1点張り。
うちの子はマジで、アンパンマンのパンでできてます。。。

スティックパンマンだよ。
あまりにも栄養が心配で、ずっとフォローアップミルクをあげていました。
どこかで相談した時に、「ママがもっと工夫して食べさせてあげないと」と言われ、影で泣いたのを覚えてます。
工夫しても食べないんだよ。。。じゃあやってみてよ。。。
偏食に悩んだ暗黒期ですね。
1歳半~2歳【レトルトベビー食期】
アンパンマンパンとフォローアップミルクで大きくなってきた息子ですが、1歳半くらいから、レトルトベビー食なら食べてくれるようになりました。
こういうやつです。
すき焼き味、肉豆腐味、肉じゃが味のみ。
でも、私が味を似せて作った「手作りもの」は駄目。
レトルト離乳食でも、クリーム系、トマト系は絶対駄目。
このあたりで、バナナやリンゴ、麺類(具なし)なども食べてくれるようになってきました。
周りはお弁当を作って持参していて、みんなちゃんとモグモグ食べている。
方や私は、家から持ってきた白ご飯にレトルトをかけるだけ。あとバナナ。
毎回このメニューを披露するのがつらい。。
途中からはお昼の時間は隠れて車で食べさせてましたね(笑)
2歳~現在【固定メニューのルーティーン】
2歳~3歳半現在。
唐揚げ、ウインナー、うどん、納豆、ハンバーグ、魚、パンのルーティーンです。
冷凍食品利用したり、大量に作って冷凍してます。
あとは、唯一これだとニラを食べてくれる。

そんな感じでやってきています。
うちの子は
口の中がセンサーなの!?というくらい、緑の葉っぱ系が口に入ると、えづきます。
「柔らかい鶏もも肉」「ひき肉」以外のお肉も、えづきます。
「飲み込みなさい」と言って食べさせると、本当にゲボっとせっかく食べたものが出てきてしまいます。
なので、偏りまくってますが、「そのうち食べるようになるだろう。。。」と、これでやってます。
どうやって離乳食から普通食になっていったの?
これは私の勝手な考えですが
日本の離乳食ってきっちりしたマニュアルがありすぎだと思います。
手間ばかりかかる。
周りもきっちりやってるし、その通りにやらないといけないような気になる。
いろいろ大変な分、食べてもらえない時の辛さが半端ないです。
インスタやブログとかのおしゃれママが作る離乳食も、偏食児ママにとっては害でしかありません。
イタリアに嫁いだ友人が、離乳食はぜんぶパスタにオリーブオイルをかけたものだけだと話してました。
柔らかいものから少しずつ固くしていくと。
離乳食は、固形を食べる練習だと。
この言葉が私をすごくラクにしました。
離乳食で栄養をバランスよく取らないといけないと思っていたし。
うちの子も、離乳食をほとんどやっていませんが、3歳半現在は普通食を食べています(といっても、からあげとかだけど)
うちの子がどうやって固形を食べるようになってきたか。
振り返ってみると、やはりきっかけはお菓子でした。
「やわやわお粥」と「パン」しか食べてなかったけど、「柿の種」欲しがる。
「辛いし固いから食べられないよ~」とあげてみたら、ゴリゴリ食べた。
あ、ちょっと硬いもの食べられるのね。
パンしか食べないけど、ミミガージャーキーほしがる。
ちょっとあげてみた。
あれ?これも食べられるの?じゃあ「唐揚げ」あげてみようかな?
食べたがる「お菓子」で、どのくらいの硬さのものが食べられるのか見てきたところがあります。
うらごしとか、きっちり離乳食をやりたい人はやったらいい。
でも、食べてくれなくて苦しんでいるのであれば、やらなくてもいい。
大きくなっていくにつれ、固形は自然と食べられるようになる。
栄養は、ミルクで取っておけばいい。栄養補給できるものをお菓子にすればいい。
そんな考えに至っています。
我が家なりの栄養対策
3歳半でも、食べるものはほぼ決まっている息子さん。
我が家なりの栄養対策があります。
お菓子を「栄養がちょっとでも取れるもの」にしています。
我が家の定番おやつ

- 煮干し
- コーンフレーク
- カルシウムウエハース
- ミロ
- ラムネ(カルシウム入り)
- プリン(卵が入っているので)
- ゼリー
- バナナ
- りんご
あとは、「セノビック」とか「肝油ドロップ」「子供用の栄養補給サプリ」とかはちょっと気になってますね。
最後に
つらつら、自慢にならない「我が家の離乳食事情」を綴ってみました。
私は「面倒くさがり」なので、早々「手作り離乳食」から「レトルトもの」に頼ってしまいました。
でも、この食べなさすぎる状態を前に、手作りの呪縛が重なれば、私はもっと病んでたと思います。
- 大丈夫だよ。子供は強い。
- やりたい人は頑張って離乳食やればいい。
- 食べてくれなくてママもしんどいなら、食べられるものをあげたらいい。
そんな風に考えてはいますが、
「おかあさんといっしょ」の、こどもが自分でご飯を食べるコーナーとか地味に凹むんですよね。
「こんないろいろ食べられるの?」
「自分できれいに食べてる。」
「お母さん、ちゃんとバランス考えてごはん作ってる。」
その都度、うちの子あんな食生活で大丈夫かな?
そんな時は、
昔テレビで見たジャングルに住む、先住民族とかを思い浮かべてました。
大体主食は芋のみ。たまのごちそうが、魚や動物のお肉。
それでも、めっちゃ強靭な体だよ。
アメリカだって、マクドやピザや肉、そしてサラダ。
でも、でかい。
朝ドラの戦時中の質素な食卓見ても、これでも子どもはたくましく生きてた。
大丈夫。大丈夫。
3歳半超えた息子は、成長曲線真ん中より少し小さいくらい。
4月から幼稚園に行き始めましたが、風邪で休むことなく2ヶ月やってきました。
健康健康!
なんやかんや、ちゃんと育ってくれています。
つらつらと綴らせていただきましたが、「こんなヤツもいるんだ」ということで、離乳食が全く進まなくて悩んでいる方や、偏食に悩む方の気持ちが少しでもラクになることがあれば嬉しいです。
ありがとうございました。
