子供が生まれて、赤ちゃんとの生活にも慣れてきた頃。
「初めての旅行はいつ行こう?」なんて思っているママさんもいらっしゃるかもしれません。
生まれて間もない赤ちゃんを連れての旅行は不安かもしれませんが、私はあえてハイハイ前の旅行をお勧めします。
本記事では、我が家の旅記録を振り返り「どうしてハイハイ前の旅行をすすめるか」について綴らせていただきます。
グアムも沖縄も北海道も行ったよ。我が家の旅記録
我が家は、旦那さんが育児休暇を取っていたこともあり、長男が3ヶ月頃(修正月齢)から、国内、海外含め頻繁に旅行に行きました。
※息子は早産児のため、出産予定日からの月齢=修正月齢で考えています。
- 長男3ヶ月 奄美大島(飛行機)
- 長男5ヶ月 北海道(フェリー+車)
- 長男6ヶ月 東京→大阪→四国一周(車)
- 長男7ヶ月 グアム(飛行機)
——–息子ハイハイ始まる———-
- 長男10ヶ月 静岡(車)
- 長男1歳3ヶ月 グアム(飛行機)
- 長男1歳9ヶ月 クルーズ旅行(沖縄、石垣、台湾)
- 長男2歳2ヶ月 沖縄(飛行機)
見ていただけるとわかると思うのですが、ハイハイが始まるまではほぼ1、2ヵ月に1度ペースだった旅行が、ハイハイ以降は半年置きに。
ハイハイ以降、一気に旅行が困難に。
ターニングポイントはハイハイ以降。旅先を考えるのに苦労するようになりました。
旅行の計画を立てようにも、動き回る息子と一緒だと考えるとしんどいものがあり。
楽しいだけではなくなりました。
ハイハイが始まると何が変わるのか。
ハイハイが始まると、気にしなければならないことが一気に広がります。
- 土足の場所もハイハイ。
- いろいろなところをなめなめ。
- 備え付けてある電話で遊ぶ。
- 障子に穴をあけそうになる。
- コンセントをなめたり触ったり。
ぎゃー!!やめて~!!!
自分の家の中であれば、ある程度危険なものは把握できているし、手の届かないところに置いてあったりするので安心です。
畳の部屋であればとりあえず安心なんてことはない。
「畳の部屋なら安心なんでしょ?」なんて思っていました。
が、
畳の部屋にも、あるある!触ってほしくないもの!
フロントへの電話機、ポット、湯飲み、障子、ゴミ箱、テレビ、カバーされていないコンセント、よくわからない置物などなど。
子どもが動き出すまでは、全然気にならなかったものが、一気に触ってほしくないものになります。
やはり目を離しても大丈夫な場所を一つ作るだけでホッとします。
畳のお部屋の場合、ベビーベッドの貸し出しは難しいかもしれませんが、リクエストしてみるのも一つです。
または、こういった軽量の折り畳みプレイヤードが1つあると安心です。
さらに活発になってきた2歳現在。
更に活発に走り回るようになった2歳現在。
朝荷物をまとめて出発するだけで、事がスムーズに進まず「あー。。疲れた。。。」となります。
やっとの思いで旅先の観光スポットに出かけても、入場から一気に走ってしまい出口まで。
旅を楽しむ前に、予定していた旅程をこなすのに精いっぱいなことがほとんどです。
恐らく、いろいろ理解できるようになる4才くらいまで続くのではと思っています。そして下の子が生まれたりしたら、こういった期間は更に続くと思われます。
そんな理由から、やはりハイハイ前に旅行しておくことをお勧めします。
赤ちゃんとの旅行で苦労したこと
ハイハイ前の旅行をおすすめはしていますが、やはり赤ちゃんならではの苦労したこともあります。
ズバリ
- 移動時に泣きやまない時の居心地の悪さ。
- 荷物の多さ
- 病気の心配
この3点です。
逆に言えば、この3点にうまく対処すれば、後は観光もしやすいし、旅先もまだ親の行きたい場所を選択できます。
赤ちゃん移動時の苦労
親もラクに移動するには「その子の生活ペースにあった時間帯や移動手段を選ぶこと」がコツです。
我が家の息子は、起きていると落ち着きがなくじっとしてられないタイプだったのですが、夜はめちゃくちゃよく寝てくれる子だったのです。
なので、グアムへ行く際は深夜便を利用しました。
飛行機に乗ったらそのままぐっすり寝てくれて苦労知らずでした。
一方、昼間の空港へのリムジンバスで爆泣きした時は本当に居心地が悪かった。
じゃあ、深夜便を選んで電車移動にしたら良いの?
一概にそんなことはなく。
私の友人は、生後半年の赤ちゃんとハワイに行きましたが、深夜便で夜中泣き続け、周りの視線が痛く生きた心地がしなかったと言ってました。
お子さんの性格や生活ペースに合った移動手段や時間帯を選ばれるのがコツです。
赤ちゃん連れの荷物の多さ
ハイハイ前くらいの赤ちゃんって、とにかく荷物が多い。
オムツに始まり、ミルクやら、お風呂グッズやら離乳食の悩みも。
もちろん現地調達も可能です。
ただ、これは私の感想ですが、赤ちゃんアイテムはなるべく持参することをお勧めします。
特に外国の場合「何を買って良いかわからない」「どこに売ってるかもわからない」
そして高い。
グアムは日本で1000円前後のパンパースが30ドルくらいします。
赤ちゃん連れの荷物の多さは受け入れ、いろいろ持参した方が結果的に気楽という結論ではあります。
旅行中の病気の心配
赤ちゃんとの旅行で一番心配なのは「病気」ではないでしょうか?
私の場合は、余裕を持った行動ができるように、できる限り万全に整えていきました。
具体的には
- 旅先の良さそうな小児科や夜間救急をあらかじめ調べておく
- 海外の場合は、日本語対応のクリニックの場所も把握しておく
- 子供の海外旅行保険の医療費保証を手厚いものにしておく
こちらの3点です。
良さそうな小児科や夜間救急を調べておく
旅先の評判の良さそうな小児科を事前に調べておいたり、夜間救急センターの電話番号をメモしていざという時に即対応できるようにしていました。
海外の場合は、日本語対応のクリニックの場所も把握しておく
海外の場合は、日本語対応のクリニックがどこにあるかを事前に調べておきました。
グアムであればヒルトンホテル内に日本人医師のクリニックがあります。
日本人に人気の観光地であれば、日本語対応の病院が結構あるので、そういった観点から旅先を決めるのも1つです。
また、現地オフィスがある日本の旅行会社でツアーを手配しておけば、現地オフィスがサポートしてくれる場合もあります(どこまで助けてくれるかはわかりません)
中心地に現地サポートオフィスがあったり、グアムやハワイでは無料のベビーカー貸し出しがあったり、トローリーバスもフリーで利用できます。
何より、有事の際に相談できる場所があるというのは、子連れとしては安心できます。
HIS公式海外旅行はエイチ・アイ・エス
こどもの海外旅行保険の医療費補償を手厚いものに。
何かあっても、お金の心配なく治療してもらえるように、子供の医療保険は治療費用が手厚いものに加入しておきました。
普通の保険は死亡保障や寄託手荷物遅延など、赤ちゃんに必要なさそうな補償も多いです。
医療費補償だけを手厚い内容にして、後は加入しないようにすれば、保険料も1000円前後に抑えることができます。
必要な保障のみを選ぶことができる代表的な保険はこちらの2つ。
- 損保ジャパン 新・海外旅行保険【off!(オフ)】
- たびほ
最後に
赤ちゃん連れ旅行の苦労も踏まえた上で「それでもハイハイまでに旅行しといた方がいいよー」という内容を綴らせていただきました。
とりあえず、
- 子供のペースにあった移動手段を選ぶ
- 旅先の病院を調べておく
- 荷物はなるべく持参する
- 子供の医療費保障を手厚くしておく
この4点さえしっかり抑えておけば、まだハイハイ前であれば快適に旅行できます。
息子が生まれて今まで考えてみると、ミルクだけ飲んで寝ているばかりだったあの頃は、何てラクだったんだろうと思います。
赤ちゃん連れでの旅行は心配なこともあるかもしれませんが、大人が楽しめる旅行ができるのもその時期だけ。
もし赤ちゃん連れでの旅行を考えていらっしゃるのであれば、やはり全力でハイハイ前をおすすめします。