本記事ではストライダー14Xを約3年使用して感じたメリット・デメリットについて綴ります。
ストライダー14Xは、ペダル取り付け可能な14インチストライダーです。
最初はランニングバイクモード。慣れたらペダルバイクモードに移行することで自然に自転車に乗れるようになるというのが魅力の1つ。
口コミを見ても
5分で自転車に乗れるようになりました!
なんてお声も多数。
ならば、既に2年以上ストライダーを乗り回してる息子もすぐだろうと思っていましたが、
すぐ自転車に乗れなかったんです(笑)
細かく言うと「ペダルを漕ぐ」という動作ができない。
本記事では
- 息子がストライダー14Xで自転車に乗れるようになるまでの流れ。
- 実際に購入して感じたストライダー14Xのメリットデメリット
上記2点について綴ります。
- 14Xを購入したが、なかなかペダルモードに移行できない
- 14Xのメリットデメリットを知りたい
- 既にバランスバイク持ち。ストライダー14Xにする意味があるか悩んでいる
そんな方に向けて参考になる記事になればと思います。
また、ストライダー14Xは少し大きめなので、サイズ感についてもこちらの記事でまとめています。
合わせてお読みいただけると嬉しいです。
息子がストライダー14Xで自転車に乗れるようになるまで
我が家の息子は2歳からストライダーに親しみ、4歳半を超えた現在も楽しんでいます。
息子が自転車を欲しがったわけでもなく、ストライダー14X購入は完全に親の趣味です。
ランニングバイクモードへの反応はイマイチだった
まずはセオリー通りランニングバイクモード(ペダルなし)で乗せてみました。
乗っている写真がないことでお気づきかと思いますが、ほとんど乗ってくれませんでした。
ストライダー14Xのペダルなしモードは決して悪くありません。
3歳で息子が試乗した際も、3歳児の小さな手でもブレーキはすぐに使えたし良くできています。
ただ、まだ普通のストライダーを楽しんでいる息子にとっては、単なる大きく重たいストライダー。しかも、以前試乗したことがあり新鮮味ゼロ(T_T)
しばらく乗ったものの
「普通のストライダーで遊びたい」
と言われてしまった。。
最初からペダルモードにしてみた
既に息子はランニングバイクモードは充分乗れる。ブレーキも試乗した時にマスター済。
「え!自転車?乗る!!」
早速またがってくれました。
よしよし。いい反応♥
慣れてきたところで、支えながらペダルをこがせてみたのですが、、、
え?こげない。
そういえば、息子は三輪車もペダルをこがずストライダー風に乗ってた。
三輪車はこうやって楽しむんだよと説明してもこげなかった。
とにかく「ペダルをこぐ」ということがわからないようでした。
補助輪付自転車を借りてみた
どうしたものか?補助輪でも付けるか?
悩んでいた矢先、公園で補助輪付自転車に乗ってるお友達がいて、10分程乗らせてもらう機会がありました。
お友達と交互に遊びながら「ペダルをこぐ」ということが感覚的にわかった模様。
すかさずストライダー14Xを投入したら秒で乗れた
今だ!と感じた私は、急いでストライダー14Xを投入
たった10分ペダル練習をさせてもらっただけなのに、5分くらいでペダルモードをこぎこぎ乗れるようになりました。
最近はペダルがこげない子が多いようです
最近はペダルをこげない子が多いみたいです。
踏み込む力が弱かったり、ペダルの仕組み自体がわからなかったり。バランスバイクが普及して、三輪車に乗る子が減ったのもあるかもしれません。
我が家も例に漏れず、ペダルで苦戦しました。
うまく踏み込めない。力を入れられない。
そんな感じでした。
三輪車や補助輪付自転車が主流だった昔は
- 補助輪を取ることへの恐怖心
- バランスを取る
この2つが自転車移行時での課題でした。
それを解消すべくバランスバイクが登場しましたが
恐怖心なくバランスは取れる
でも
ペダルが踏めない子が増えた
というのはあるかもしれません。
実際に感じたストライダー14Xのメリットデメリット
実際にストライダー14Xを購入して感じたメリットデメリットを綴ります。
ペダルでつまづく可能性がある【デメリット】
ストライダー14Xのメリットでもありデメリットでもあるのが、
補助輪の段階がない
という点。
確かにバランスバイクしか乗っていないと、ペダルに触れる機会がないんですよね。
- 既に三輪車などで鍛えられている。
- ママが自転車で送り迎えをしていて、ペダルの仕組みが理解できてる。
そんな場合は、すぐペダルバイクモードに移行できると思います。
ただ、これまで三輪車などのペダルに触れる機会がなかった場合
バランスは取れてもペダルが漕げない可能性があります。
バランスは取れるはずなのにすんなり乗りこなせない場合は、
- 親が自転車に乗ってる姿を見せてみる。
- 補助輪付の自転車を借りてみる。
- 三輪車に乗ってみる
といった、ペダルに慣れる段階を1つ入れてみたら良いかもしれません。
ちなみに、ストライダー14Xに補助輪がつけられるのか調べてみましたが、取り付けネジ部分が短いので、ネジを延長するパーツが必要があるみたいです。
それか使えるかわかりませんが、こういった補助パーツがあると良いかも。
ただ、補助輪で10分くらい遊べばこげるようになったので、購入はもったいない気もします。
サドルを頑張って後ろから支えるのも1つですが腰が痛くなります。一時的に補助パーツを借りられたら1番良いかもしれません。
最初の漕ぎ出しがラク【メリット】
これは購入するまで気が付かなかったのですが、ストライダー14Xはペダルが短いんです。
なので、ペダルモードでもストライダーのようにキックして乗ることもできる。
自転車って、最初の漕ぎ出しが重くてそれが壁になることが多いと思うんです。
ストライダー14Xであれば、最初はストライダーにのるみたいに勢いつけて、そこからペダルに足を乗せるといった乗り方ができます。
漕ぎ出しが非常にラクで、恐怖心なくスタートすることができます。
圧倒的に軽い【メリット】
ストライダー14Xは一般的な14インチ自転車と比較して圧倒的に軽いんです。
一般的な14インチ自転車 約13kg
14Xペダルモード 6.5kg
アラフォーの記憶で申し訳ありませんが、私が補助輪を外す練習をした時に覚えているのが
- バランスを少しでも崩したら、自転車ごと倒れるしかない
- 重い
- 挟まれて痛い
という記憶です。
ストライダー14Xは
- 通常の自転車の半分の重さ
- キックしてスタートできるので漕ぎ出しが非常にラク
この2点は、自転車初乗りの恐怖心を軽減してくれる大きなポイントかと思います。
ペダルを付けていても2通りの乗り方ができる【メリット】
少し内容が被りますか、前述したように14Xはペダルが短い。
なのでペダルを付けていても
- ランニングバイク
- 自転車
2通りの乗り方ができます。
息子は自転車として乗れるようになりましたが、まだまだペダルの扱いが下手くそ。
ランニングバイクとして遊んだり、ペダルを少しこいだり、二刀流で遊んでいます。
普通の自転車は、補助輪を外してしまうと自転車としてしか使えません。
ストライダー14Xは、子供が自由に乗り方を切り替えて遊べる点も魅力かと思いました。
バランスバイク持ち。ストライダー14X購入の意味はあるか?
実は、既にストライダーを愛用していたので「ストライダー14Xを買う意味はあるのか?」と疑問でした。
既にバランスバイクに慣れているのであれば「普通の補助輪付自転車」と「ストライダー14X」
正直どちらを選んでも良いと思います。
補助輪付自転車の魅力は、こぐ練習が事前にしっかりできる点。
逆にストライダー14Xの魅力は
- 最初の漕ぎ出しがラク
- 軽くて自分でバランスを取りやすい
- ペダルが付いていても、バランスバイク、自転車の二刀流で遊べる
この3点かと思います。
補助輪付自転車を購入する場合は、事前にがっつり漕ぐ練習をして、自転車にスパッと切り替える。
ストライダー14Xの場合は、バランスバイクとして遊びながらたまにペダルをこいでみたり、遊びながら自転車に移行する。
こんな感じで自転車に移行できるイメージです。
最後に
ペダルに苦戦した経験から、ストライダー14Xのメリットデメリットについて綴ってみました。
噂通り、バランスモードが乗りこなせれば全く恐怖心なく自転車に移行できます。
たた、こぎ方がわかっていないとスムーズにいかないことがある。
ちなみに、我が家は迷ったけれどストライダー14Xで正解だった派です。
うちの子は「自転車を練習する」という風に持っていくと嫌がるタイプなんですよね。。
なので
- バランスバイクとして遊びながら気が向いたらペダルをこいでいる
- ペダルをこぐ時間が長くなる
- 少しずつ踏み込む力もつく
- 自転車に乗れる
という流れで自然と自転車に乗れるようになりました。
なので、バランスバイクモードはほとんど使いませんでしたが、14Xにして良かったと思っています。
ありがとうございました!
ストライダー14Xのサイズ感についてくわしく綴っています。
結局4歳身長100㎝くらいから本格的に乗り始めて7歳120㎝で卒業という感じでした。
合わせてご確認くださいね