『子どもが2歳まではタダだから海外に行っておいた方が良い』
『3歳から国内線もお金かかるよ!』
子どもが生まれて旅行を考え始めた頃、こういった話をよく見聞きしました。
これらの話は、本当だったり少し違うかったりしたのですが、
一つ言えることは
子どもが3歳を超えるとマジで家族旅行にお金がかかるようになります。
レジャー施設も3歳からお金がかかるところが多し。
もちろん国内線も座席が必要になる。
そして、3歳超えると料金体系もややこしくなり
急によくわからなくなります。
宿泊施設も【寝具あり?なし?】【食事あり?なし?】
新米母はわからないことだらけ!!
息子も4歳近くなり、やっと料金システムが理解できるようになってきました。
そこで「幼児料金」「子ども料金」のあれこれについてまとめてみました。
お子さん連れ旅行計画の目安にしていただけたら嬉しいです。
移動手段別の子供料金
まずは交通手段別に子供料金をまとめてみます。
子供の国際線運賃
そしてJALやANAなど大手航空会社とLCCでも若干設定が変わります。
- 2歳未満:膝の上に乗せれば大人運賃の10%
- 2歳以上:座席が必要。大人運賃の75%
- 2歳未満で座席が必要な場合:大人運賃の75%
- 2歳未満:膝の上に乗せれば無料or幼児料金(1500~4000円)
- 2歳以上:大人と同額
- 2歳未満で座席が必要な場合:大人と同額
※どちらも、空港利用料や税金もかかるので、もう少し高くなります。
国際線は2歳を超えると、大手、LCC共に、ほぼ「大人と同額」となります。
正確には、2歳までは格安で行けるというのが正しいです。
1歳半の息子を連れてゴールデンウィークにグアムに行った際は、航空券(ユナイテッド航空)、空港使用料や税金等でトータル2万円ほどかかりました。
子どもの国内線運賃
- 3歳未満:膝の上に乗せれば無料(座席が必要な場合は普通運賃の50%)
- 3歳以上:普通運賃の50%
- 13歳以上:大人と同料金
※最近は早割などもあり、場合によっては正規の子供料金よりも早割が安くなる場合があります。その場合は安い方が適用されます
- 2歳未満:膝の上に乗せれば無料or幼児料金(1500円前後)
- 2歳以上:大人と同額
- 2歳未満で座席が必要な場合:大人と同額
大手とLCCと大きく変わってくるのが国内線の子供料金。
2歳においては、ANA、JALが無料な一方、LCCでは大人と同料金。
電車・新幹線
新幹線含めJR線は、年齢ではなく「小学生以上」「中学生以上」で料金が変わります。
運賃 | 年齢 | 運賃・指定席特急券 |
---|---|---|
大人 | 中学生以上 | 大人運賃 |
小児 | 小学生以上 | 大人の半額 |
乳幼児 | 6歳までの未就学児 | 無料(大人1人につき2人まで) |
※グリーン券・グランクラスは子供料金設定なし(大人と同額)
※6歳までの未就学児でも指定席を利用する場合は小児の運賃+指定席特急券が必要
自由席であれば、6歳までの未就学児は無料で新幹線を利用できます。子供を座席に座らせても問題はありません。
ただ、混雑している場合などはお膝に乗せるなど周りへの配慮が大切です。
お得に新幹線を利用するには、エクスプレス予約が便利ですよ♪
http://yuruko-life.com/express-kozure-saikyo/
フェリー
利用される方は少ないかもしれませんが、再注目され始めたフェリー移動。
- 新日本海フェリー(舞鶴~苫小牧)
- 商船三井フェリー(大洗~苫小牧)
- 太平洋フェリー(名古屋~仙台~苫小牧)
- オーシャン東九フェリー(東京~徳島~北九州)
こちらの航路で調べてみたところ、すべて以下同条件でした。
大人運賃 | 中学生以上 |
小人運賃 | 小学生 |
幼児 | 1歳~6歳までの未就学児:大人1名につき1名まで無料(添い寝)
大人1名につき幼児が2名以上の場合:2人目から小人運賃が必要。 |
乳児 | 1歳未満 無料 |
国内線が安くなった今、フェリー移動を選ぶ方は少ないかもしれません。
フェリー利用の魅力は、お値段や時間よりも、
ペットと一緒に利用できたり、渋滞に捕まることなく車と一緒に移動できることです。
クルーズ
子連れのクルーズ旅は、選ぶクルーズ会社によって大きく代金が変わってきます。
殆どのクルーズ会社は「大人と子供同額」もしくは75%など「ほぼ同額」です。
クルーズ | 主な航行地域 | 子供料金詳細 |
MSCクルーズ | 地中海・たまに日本付近 | 12歳未満:大人2名と同室の子ども2名まで無料 |
コスタクルーズ | 地中海・日本付近 | 13歳未満:大人2名と同室の子ども2名まで無料 |
MSCクルーズは、ほぼ地中海をメインで運航。たまに日本発着便があります。
コスタは13歳未満のお子さんまで無料。東京、横浜、神戸、新潟発着のコースも多く、リーズナブルで参加しやすいです。
ちなみに我が家は、2017年に東京‐名古屋‐沖縄‐宮古島‐台湾の9日間クルーズに参加しました!
家族3人の移動代、ホテル代、食事代、エンターテイメント代全て含めて、海外にも行けて全部で20万程。子ども無料のクルーズはお得だと思います。
http://yuruko-life.com/cruise-kozure-susumetai/
ホテルやお宿の子供料金
ホテルやお宿の子供料金は
とってもややこしいです。
というのも、子供料金設定は施設ごとに異なることが多い。
一般的には、食事がいるかいらないか?寝具が必要か添い寝か?で決まります。
一般的な子ども料金区切り
一般的な宿泊施設の料金区分は以下のようになります。
【幼児料金】0歳から3歳未満
食事なしで添い寝の場合は「無料」or「格安」
※ベビーベッドは無料の場合も多い。
【子供料金】3歳以上12歳未満
「食事」「寝具」の要不要によって、施設それぞれで価格設定が異なる
【大人料金】12歳以上
ホテルや旅館の子どもの添い寝は何歳まで?
子供と添い寝の場合、無料か格安で泊まれる場合が多いです。
ただし、「添い寝を何歳までOKとするか」は施設によります。
わたしの雑感では
- ビジネスホテル:12歳まで添い寝であれば料金は無料。
- 旅館やホテル:添い寝でも3歳~5歳から食事代が必要。6歳以上~子ども料金もしくは大人とほぼ同額
本当に感覚で申しわけないのですが、「寝るだけ!」と割り切ったような施設であれば、添い寝で子どもにお金がかからないことが多い。
バイキングの場合はどうなる?
『子供の食事不要にしたけど、バイキングの場合はどうなるの?』
『子供に少しもあげちゃダメなの?』
そんな方もいらっしゃるかと思います。
一般的には、バイキングであっても3歳未満は「無料」なことが多い。
3歳~5歳は、「無料」もしくは施設によって「子ども朝食代金」を設定しているところが多数です。
バイキングでも未就学児まで無料の施設もあるので、わからない場合は直接問い合わせるのが一番早いですね。
幼児施設使用料って何?
6歳以下の未就学児でも、施設によっては「幼児施設使用料」が設定されている場合があります。
添い寝であっても、朝食いるいらない関わらず、年齢で一律にかかります。
「幼児施設利用料」は「1泊あたりいくら」という形で、現地で支払うことが多いです。
海外のホテルや宿は?
海外のホテルは、一人当たりいくらではなく一室あたりの料金設定が主流です。
子供が何歳であっても、添い寝であっても、一室あたりの最大利用人数が決まっており、その範囲内であれば料金一律です。
一室最大利用人数には、添い寝の子供や2歳未満の赤ちゃんも含みます。
パッケージ旅行
旅行会社が提供するパッケージツアーについて子供料金のあれこれを見ていきます!
国内飛行機ツアーの子供料金
国内線を利用したツアーの場合、一般的な料金体系はこんな感じです。
- 0~2歳以下:無料
- 3歳~5歳:幼児代金
- 6歳~12歳未満:子供料金
- 12歳以上:大人料金
3歳以上から幼児料金、6歳から子ども料金が適用されます。
例)沖縄旅行の場合
子供料金:大人料金の7割~同額
幼児料金(3歳~5歳):3~6万円
当たり前ですが、幼児料金の方が子供料金よりも安いです。
ただし、
子供料金が適用されない3歳~5歳であっても、宿泊施設で「子どもの食事代」や「幼児施設使用料」が必要な場合は、子供料金を払ってしまった方が安くなる場合もあります(子ども料金を支払えば幼児施設使用料は必要ありません)
「子供料金」か「幼児代金+食事代(施設利用料)」のどちらが安い方を選んでくださいね。
国際線を利用した海外ツアーの子供料金
国際線を利用した海外ツアーの場合、2歳以上は大人と「同額」か「ほぼ同額」となる場合がほとんどです。
海外ではホテルが1室単位の料金ですが、ツアー参加の場合は一人あたりの「日本のシステム」でお金を払います。
レジャー施設の子供料金
有名どころのレジャー施設について、ざっくり「何歳から子供料金かかるの?」といったところをまとめます。
お値段については、一般的な当日一日券のみ記載させていただきます。
ディズニーランド ディズニーシーの子供料金
子供ができたらまた別の視点で楽しめる「ディズニーランド・ディズニーシー」
こちらも3歳までは無料。4歳から子供料金がかかってきます。
大人料金 | 18歳以上 | ¥7,400 |
中人(中学・高校生) | 12~17歳 | ¥6,400 |
小人(幼児・小学生) | 4~11歳 | ¥4,800 |
~3歳 | 無料 |
レゴランドの子供料金
開園当初はチケットが高いとバッシングを受けていたレゴランド。
最近お値段が改訂され、少し手が届きやすい価格となりました。
気になる子ども料金は3歳からかかります。
ピーク | オフシーズン | ||
大人料金 | 13歳~ | ¥6,900 | ¥5,000 |
子供料金 | 3歳~ | ¥4,500 | ¥3,700 |
USJの子供料金
西の大人気レジャーランドUSJ!
こちらも4歳から子供料金がかかります。
時期によって値段が変動するため、お値段は「~から」と記載させていただきます。
大人料金 | 12歳以上 | ¥7,400~ |
子供料金 | 4~11歳 | ¥5,100~ |
~3歳 | 無料 |
アンパンマンミュージアムの子供料金
アンパンマンミュージアムは、全国6ヶ所(仙台・横浜・名古屋・神戸・福岡・高知)にあるアンパンマンのテーマパークです。
驚きなのが、
高知のみ子供は大人の半額以下。それ以外は1歳から大人と同額
場所によって料金も変わってきますが大体1人あたり1500円前後。
1歳で1500円。
ちょっとたっかーい。。。
アンパンマンが好きなのは1歳~2歳児くらいだと思うのです。
さすがに無料で行ける0歳はまだ早いかな~。。
その他水族館や動物園、サファリパークなど
水族館、動物園、サファリパークの子ども料金は何歳から?
施設ごとに異なるものの3歳~4歳あたりから子供料金がかかることが多いです。
家族3人で7000円程しました。
3歳から本当にお金がかかる。。。
と思った瞬間でした。
まとめ
子供料金のあれこれや、何歳から子供料金がかかってくるのかについてざっくりまとめてみました。
『何歳までにどこに行っておけばお得なの!?』という視点では、
- 1歳代までに海外に行っておきたい(2歳未満は海外がお安く行ける)
- 2歳代までに国内線で旅行しておきたい(3歳未満までは国内線が無料で行ける)
- 3歳までにディズニーランドとUSJは行っておいた方が良い(4歳から子供料金)
- サファリパークや水族館、動物園は3歳無料の施設を選ぶとお得
- 3歳超えてきたら新幹線の旅がお得
こんな感じでしょうか。
なるべくお得に楽しく旅行したいですよね。
我が家も息子が3歳を超えたのでいろいろ工夫しながら節約しつつ、大好きな旅も楽しみたいです。
そんなことを考えながら記事にしてみました。
この記事が、どなたかの旅計画の参考になれば嬉しいです。
長々とありがとうございました!