「おうち英語」で鉄則の英語絵本の読み聞かせ。
取り組みたくても、英語の絵本にお子さんが全く興味を持ってくれないことってありませんか?
- 絵本を読みだすと逃げる。
- ペラペラ次のページをめくる。
- ふざける。
2歳くらいから挑戦して、ずっとこんな感じでした。
世の「おうち英語」のご家庭は読み聞かせもスムーズに感じるのだが、あれはファンタジーなのだろうか。。。
そんなこんなで苦節4年。
6歳現在、英語絵本の読み聞かせを毎日聞いてくれている息子がいます。
本記事では、英語絵本を毎日読み聞かせられるまでに意識したことを綴ります。
あくまでも我が家のケースですが、英語絵本の読み聞かせに苦戦している方の参考になれば嬉しいです。
今ならわかる。英語絵本の読み聞かせを拒否する理由
英語絵本読み聞かせは、早い段階から取り組まれる方が多いですよね。
なんでうちの子は英語絵本に興味がないのだろう。。。と親的には焦ります。
ただ大丈夫。世の中には大人しく絵本を聞いてくれる子供ばかりではない。
我が家のように苦戦している家もあるのです。みんな発信しないだけ。
ただ当時は「子どもはみんな絵本が好き」と思い込んでいたのと「おうち英語」に読み聞かせは絶対必要だと信じていたため悩みました。
息子が6歳になった今思うのは、もし、英語絵本を嫌がるようであれば理由はこの2つ。
- 絵本自体を楽しいものと思っていない
- 絵本のレベルが合っていない。長い。
絵本を楽しいものだと思っていない。
1つ目は、「絵本を楽しいものだと思っていない」可能性。
うちの息子は英語絵本どころか日本語の絵本も脱走する子だったんですよね。
幼稚園でも読み聞かせの時間は、違うことをしていました(汗)
人間には「目からの情報を処理するのが得意な人」と「耳からの情報を処理するのが得意な人」。
2パターンいるようです(どちらも得意な人もいる)
息子は完全に「目から情報派」なので、しかけ絵本はなんとか聞けても、言葉で物語を進めていく絵本は退屈だったみたいです。
日本語の絵本を聞いてくれるようになったのは、日本語が達者になった5歳くらいからです(息子は日本語が遅かった)
言語面が追いついてやっと「絵本が聴けるようになった」と言う印象。
日本語の絵本すら最初は楽しめなかったので、英語の絵本はなおさら難しかったのだと思います。
絵本のレベルが高い。長い。
英語の絵本のみを嫌がる場合は、「絵本のレベルが高い。長い」というのもあるかもしれません。
私の場合は、友人からもらった英語絵本や「おうち英語」でおすすめされている絵本をそのまま息子に読み聞かせていました。
「GoodNightMoon」とか「BrownBearBrownBear What Do you See」など。
これなんかは絶対に息子には難しかったな。。
普通に絵本が好きなお子さんだったら「何て言ってるのかな?」と楽しめたかもしれませんが、息子にはまだレベルが高いし長かったのだと思います。
世の中にはもっと簡単で短い英語絵本もあるので、そういったものから始めるのが正解だったのかもしれません。
英語絵本の読み聞かせが軌道に乗るまでにしたこと
英語絵本の読み聞かせが習慣づくまでに意識したこと取り組んだことを綴ります。
強制せずひたすら待った
まず一つ目は「強制せずにひたすら待った」
というか、嫌がられるので「絵本はもういいや」くらいの気持ちでいたのですが(笑)
日本語絵本も日本語が上手になってから嫌がらなくなったので、英語もインプットが溜まれば自然と聞いてくれるようになるかな?と思ったのもあります。
今はひたすら音声や動画で英語をインプットすべき時
日本語の絵本を読み聞かせる習慣を作った
「絵本って楽しい」と思えるように、日本語絵本の読み聞かせ習慣を作りました。
5歳を過ぎてやっと日本語の絵本を少しずつ聞いてくれるようになったので、このまま絵本好きになってもらおうと決行。
最初は毎日1冊、最近は3冊読んで欲しがるようになったので、頑張って日本語絵本を読み聞かせています。
今は図書館に絵本を借りに行くことが多いですが、無料で読み放題で良かったアプリがこれ。
絵本ひろば 2000冊以上の絵本が読み放題!
Alphapolis Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
アマチュア作家さんの絵本が沢山投稿されていて全て無料で読めます。このサイトで評価が高いものが絵本化される仕組みのようです。
イマイチな作品もありますが、無料でタブレットでどこでも読めるので我が家は絵本読みの習慣づけにとても役立ちました。
他は有料でも月に数冊しか読めないアプリばかりなんですよね。。。なかなか絵本読み放題サブスクは難しいのかもしれません。
飽きない程度の超短い簡単な英語絵本から始めた
英語絵本に関しては、面白いかよりも短くて飽きない、息子でも理解できるレベルの簡単な絵本から始めました。
まずは、みなさんが良く利用されるSightWordReaders。これを1日1冊。2ヶ月くらい読んだと思います。
次はFirst LittleReaders。
レベルがA-Eまであって、今はBを毎日1冊読み進めています。
ただ、何度も読んでいると飽きてくるので、同レベルくらいのOxford Readingng Treeの1と1+も混ぜて読んでいます。
基本はなるべく焦らず。
息子の理解レベルが深まってから(暗唱できるくらいになってから)次のレベルに移るようにしています。
当たり前のように続けた
もう一つは「この時間になったら毎日やるものです」と当たり前のように続けたのも習慣化に役立ちました。
「絵本読む~?」と聞くと本人の気分次第で読んだり読まなかったりになるので「はい。20時半になったから英語絵本1冊読みまーす」という感じで当たり前にやることとして扱うようにしてからは、毎日続くようになりました。
英語理解が進むと拒否しなくなる気がする
我が家の英語絵本読み聞かせが軌道に乗るまでに意識したことや取り組んだことについて書いてみました。
まとめるとこんな感じです。
強制せずひたすら待った
絵本の楽しさを知ってもらうように努力した(日本語絵本読み聞かせ)
飽きない程度の短い簡単な絵本から始めた。
習慣化した。
絵本の読み聞かせって言葉がわかるわからない関係なく、子供はみんな好きなのだと思っていました。
が、うちの息子のように「理解できないものはつまらない」という子ももちろんいるんですよね。
そんなお子さんの場合は
- 英語のインプットが溜まるまで絵本の読み聞かせは保留
- その間、日本語の絵本を読む習慣をつけて絵本の楽しさを知ってもらう。
- タイミングを見て、短い超簡単な絵本から始めてみる。
という感じで進めてみても良いかもしれません。
いろいろ難しく書いてしまいましたが、結局、英語理解がある程度進むと英語絵本の読み聞かせも拒否しなくなる気がします。
ただ「日本語の絵本は好き」「ある程度英語も理解できる」のに英語絵本を嫌がる場合は、英語自体が嫌になっている可能性があります。
おうち英語をしていると、スーパーキッズと比較して焦ってしまうこともあると思うのですが、まずは親が落ち着く。
英語絵本は無理強いせずインプットに専念し、まずは日本語の絵本の楽しさを教えてあげるのが我が家では効果的でした。
ありがとうございました。