本記事では、おうち英語で重要なインプット方法の選択肢と我が家のおすすめをまとめています。
とにかくおうち英語で一番重要なのがインプット。
7歳になる息子にも、まだまだ隙を見つけては英語音源を流したりしてインプットを続けています。
一般的におうち英語のインプットはざっくりこんな感じで行われます。
\一般的なおうち英語のインプット方法/
- DVDなど「動画のかけ流し」
- CDなど「音源のかけ流し」
- 絵本の「読み聞かせ」
- 英語での「語り掛け」
- アプリの活用
- ペーパーワーク
このあたりをお子さんの好みや特徴に合わせて提供していく。
子どもの好みやタイミングによって、手を変え品を変えやっていく必要があるので、
アイディアは多い方が良い。
6年間を振り返り、我が家のインプット方法のアイディアやこれからやってみたいことも踏まえご紹介していきます。
インプットで大切なこと
まず最初にインプットで私が大切だと思うことを書きます。
こちらの記事でも解説したのですが、インプットの目的は私が思うにこの2つです。
- 英語を身近な存在にする(英語を楽しむ・英語を染み込ませる)
- 単語やフレーズを定着させる
この2つの目的をわけてバランスよくインプットしていかないと「イマイチ結果が見えない状態」になりやすいです(我が家がそうでした)
というのも、
子どもの反応が良いものをとりあえずかけ流すことがインプットだと思っていました。
ただそれだけだと「英語を身近な存在にする」ことはできますが、話すための土台になる「単語やフレーズの定着」には足りないんです。
英語は身近に感じてくれているし、何となく言ってることはわかる。
といったモヤっとした成果しか見えません。
「単語やフレーズを定着させる」インプットを意識して組み合わせることで、普段の動画などのインプットが生きてきます。
動画や音源のかけ流しは「英語を身近な存在にする」側面が強く、絵本の読み聞かせ、語り掛けは「英語を定着させる」意味合いがあるように思います。
うちの子は、絵本の読み聞かせも嫌がりずやってこないままだったのですが、6歳から読み聞かせを始めたら文章を暗唱するようになって、そこから大きく英語が伸びました。
読み聞かせ・語り掛けはハードルが高く取り組みにくいと思うのですが、今は音源CDなどもあるのでぜひうまく利用してみてください。
ではインプットのアイディアをご紹介していきます。
動画のかけ流し
ここではDVD・オンライン(Youtube,ネットフリックスなど)のかけ流しについて解説していきます。
DVDで動画をかけ流す
まずDVDのかけ流しから「おうち英語」を始める方が多いのではないでしょうか?
うちも最初はオンラインで動画を見せることに抵抗があったので、我が家にはドッチャーっと沢山のDVDがあります。
定番の英語教材サンプルDVD
「えいごであそぼ」のDVDたち(中古購入)
ピクサーアニメ、ジブリ(英語吹き替え)、ディズニー映画DVD
思った以上にあったわ。。。
ただ、
正直、DVDはこんなにいりませんでした。
DVDは厳選して、後はネットフリックスやユーチューブなど子供の好みに合う動画に進んでいくのが楽しくインプットできる近道だと思います。
とはいえ、最初の取り組みからYoutubeを見せるのも抵抗がある方もいらっしゃると思うので、
私が実際に使ってみて良かったもので、今だったら「まずこのへんのDVDを集めるよ!」というアイテムをご紹介します。
GoomiesのDVD(0歳~小学生くらい)
まずはGoomiesのDVD。3960円と英語教材にしてはお手頃価格です。
乳幼児からのスタートでも、小学生くらいからスタートする場合でも年齢選ばず使えるDVDだと思います。
オチがある短いアニメ、お歌、ちょっとしたフラッシュカード的な要素もあり、内容目白押しで子供が飽きずらい。
オールイングリッシュだけれど、見ていて何となく内容がわかるのも魅力。
私の頃はいろいろ揃えていましたが、1枚で欲しい要素が完結するのもありがたいです。
こちらでも解説していますのでぜひ。
英語教材のサンプルDVD(乳幼児期)
既にお持ちの方も多いとは思いますが、英語教材のサンプルDVDも子供の反応がすごく良かった。
かけ流しにぴったりなサンプルDVDはこちらの3社が良いかな?全部無料でもらえます。
※小学生以上だと単調でつらいと思うので、乳幼児期がおすすめです。
「ワールドワイドキッズ」「ディズニー英語システム」はDVD到着後1度電話がかかってきます。面倒な場合はメルカリで購入するのも1つです。
ミライコイングリッシュは電話がかかってこないので、気楽に試せておすすめです。
- 8分のサンプル映像
- 20分の特別映像【期間限定】
- 20分のサンプルDVD
計48分の英語動画が無料でもらえます。
公式ページからオンラインサンプル映像を申請すると、メールでサンプルDVDの案内がくるのでそこから申請できます。
こどもちゃれんじぷちの英語音声切り替え(乳幼児期)
あまりおすすめされている方がいないのですが、「こどもちゃれんじぷち」も我が家の「おうち英語」には大活躍でした。
実は「こどもちゃれんじぷち」だけ、音声が英語に切り替えられるんです(今はどうか不明なので確認願います)
これが、日本の生活に紐づいた身近な英語表現ばかりでインプットにはかなり使えました。
たべものやいろかたちなど身の回りのことば
「手を洗う」「ご飯を食べる」「ごめんなさい」といった習慣に関することば
ちょっとしたリトミック
生活に身近なフレーズが飛び交うし、様々なコンテンツがパッパと飽きない程度に切り替わる。
日本の生活や文化に紐づいているので、普段の生活習慣に紐づいた言い回しをインプットできる希少な英語教材になります。
「こどもちゃれんじぷち」は、おもちゃもついて2000円/月くらいなのでコスパも良しです。
お子さんが1歳じゃない場合も、メルカリとかでも買えるのでぜひ検討してみてください。
https://yuruko-life.com/puchi-ouchieigo/
Youtubeで「動画のかけ流し」
やはり「おうち英語」を本気でやるならば、You Tubeやネットフリックスなどの動画サイトの解禁を強くお勧めします。
我が家は子供が小さいうちは、fire tv stickでテレビでかけ流し、大きくなってからはタブレットでYoutubeKidsを利用するようになりました。
YoutubeKidsは、コンテンツを制限することができます。
タイマーで時間制限もできるし、年齢設定で不適切なチャンネルは出てこないようになるし「おうち英語」をされている方は積極的な利用をおすすめします。
で、
どんなものを見せていくか?
1つはおうち英語実践中の方がおすすめしている英語チャンネルを登録することです。
ただですね。。
おすすめされている番組って大体同じなんですよね。
気持ちはわかって。
やはり親としては、「レベルがあったもの」「安全で良質で勉強になるような番組」を英語で見てほしいですよね。
でも、親が良かれと思って選ぶ番組が子供的におもしろいとは限らないんです(T_T)
好みは子供によって全然変わる。
ちょっと冒険なのですが、おすすめは
一度YoutubeKidsで野放しにしてみること。
うちはYoutubeKidsで野放しにするたびに、息子が好んで見ていた番組に助けられて「おうち英語」が続けられているところがあります。
息子が見つけてきて大好きなのは
Ryan’sWorld(世界で一番稼いでいるYoutuber。遊びやゲーム、化学、実験的な要素もあり)
Combo Panda(Ryanシリーズのゲーム実況チャンネル)
EthanGamerTV(子供が英語を話しながら楽しそうにゲーム実況しているチャンネル)
Hudson’s Playground gaming(パパと息子がひたすら車ゲームで遊ぶチャンネル。パパが良くしゃべる)
ゲーム実況は親的にあまり見せたいものではないけれど、英語コンテンツを楽しそうに見てくれているので我が家はよしとしています。
ある程度野放し期間で好みのチャンネルがわかったら、「そのチャンネル+親が良かれと思うチャンネル(笑)」をミックスしてまた制限をかける感じでYoutubeを活用しています。
恐らく動画かけ流しは
- お子さんのレベルに合ったものしか見せない派
- お子さんの好みに合わせてレベル関係なく見せる派
にわかれると思うのです。
レベルに合ったものを見せる方が、インプットには効果的。
ただうちの場合は「英語をツールとして楽しむ」方に重きを置いて、レベルは関係なく子供が夢中になるものを提供してきた感じです。
CDやポッドキャストなど音源を利用する
7歳になる今、
音源はめちゃくちゃ活用しています。
やはり小学生になってからはインプットの時間も限られるし、ゲームやら遊びにも忙しい。
家でSwitchをしている裏で、ひっそりと音源を流しながら細く長くインプットを続けています。
first little readersの読み聞かせCD
後ほど読み聞かせのコーナーでもご紹介しますが、最近はfirst little readersの読み聞かせCDが活躍しています。
1分位で読める絵本がセットになっていて、レベル別に分かれています。
読み聞かせCD付き
毎日1冊息子に読み聞かせしているのですが、家で遊んでいる時はこちらのCDをかけ流し。
物語が頭に入っているので、情景が浮かびやすいのか無意識に遊びながら暗唱していたりします。
簡単なフレーズばかりが集まっているので、これまでインプットしてきたフレーズの定着におすすめです。
シングアロングのCD
高額教材に頼らない主義でしたが、手を出さずにいられなかったのが、ディズニー英語システムのシングアロングのCD。
これ、やっぱりフレーズの蓄積に良いんですよーこれ。
中古だと5000円くらいで全部買えるのでおすすめです。
感想も書いています。
アマゾンミュージックのキッズ英語音源
あと、アマゾンプライム会員の方はAmazonMusicでも無料でたくさん聞き流しに使えるコンテンツがあります。
プライム会員でも、AmazonMusicの存在を忘れがちだちだと思うのですが、ぜひ思い出してみてください。
あと、最近はポッドキャストも活用しています。
英語の言い回しチャンネルや音楽チャンネルがあるので、息子がゲームをしている時とかに、こっそりかけてます(笑)
こちらでも我が家が実践している効率的なかけ流し方法をご紹介しています。
英語絵本の読み聞かせ
英語絵本の読み聞かせもおうち英語では推奨されています。
我が家は読み聞かせは遅くて6歳から始めました。
というのも、もともと絵本は日本語でも嫌がる子だったので、楽しんでくれるようになってきたのは6歳くらいからですね(笑)
やはりちょっと英語が理解できるようになってきてからの方が楽しいのかもしれません。
6歳になって最近やっと絵本読み復活。
でも、長すぎると嫌がるので、今は短くて簡単なものから始めています。
SightWordReaders
恐らく2歳くらいのレベルの絵本でペラッペラなのですが、短いし毎日1冊ずつさらっと読んでいます。
first little readers
先程CDのコーナーでもご紹介しましたfirst little readers
1分位で読める絵本がセットになっていて、レベル別に分かれています。
サラッと読めて飽きる前に終わるし、ビジュアルで物語が予想できるし、これを読み聞かせるようになってから少しずつ文章での発語も出てきました。
今後使いたい英語絵本の電子書籍
私は発音も良くないので(息子に聞き返される。。)、今後は読み聞かせ機能のある電子書籍のお世話になる予定です。
Oxford Reading Club(ORC)
おうち英語をしている方に人気の高いOxford Reading Tree(ORT)が読み放題になるアプリ
費用:約900円/月(年払いの場合)
英語圏の小学校等ででリーディング副教材として使われているオンライン型図書システム。
400冊以上のリーディングができる。読み上げ機能あり。
費用:共同購入できれば年間2000円前後。個人契約の場合は約1万円/年
英語で語り掛け
えいごで語りかけをされるご家庭もあります。
私も最初はこちらの書籍を買ってCD音源を聴いて勉強したりしていましたが挫折しました(T_T)
3歳くらいに息子から「えいごではなすのやめて」と言われて何となくフェードアウト。。
語りかけはできたら効果的だけど、できなくてもいいかな?と個人的には思います。
アプリやおもちゃを利用する
アプリやおもちゃはあくまでも「インプットの補助的な役割」だと認識しています。
これで学ぶというよりは、英語を身近に感じてもらうツールとして使ってきました。
リープフロッグのフォニックスが学べるパソコンを遊び道具に混ぜたり。
アルファベットを押すとフォニックス読みとそのフォニックスを使った単語が出てきます。
アナログですが、小さい頃からちょこちょこ息子は遊んでいて、「a a aligater」とか発音良く読み上げていたりするので、効果はあるのかもしれません。
身の回りのゲームはなるべく外国のものを利用して英語への親近感を持ってもらうようにしています。
オーチャードトイズのゲーム類は2~3歳くらいから遊べるものも多いのでおすすめ。
6歳現在はこちらのバスストップゲーム。
数字の増減も学べるので、就学前あたりのお子さんに良いかも。
アングリーバード好きなので、アングリーバードのゲーム
このあたりを遊んでいます。
外国のボードゲームはかわいいので個人的に好きで買っているところもありますね(笑)
最後に
我が家の経験も踏まえつつ、おうち英語に必要なインプット方法についてご紹介しました。
お子さんによって好みは変わると思うので「手を変え品を変え」試してみて下さいね。
様々なブログを読み漁ったりして思うのが、英語が上達するお子さんは、インプット量が断然違います。
- 英語のアニメにハマった。
- 英語のユーチューブにハマった。
- Oxford ReadingTreeの絵本が好きで読みまくった。
「ハマること×英語」になるとインプット量が爆発的に増えて、英語が一気に伸びます。
子供が好きなコンテンツを英語で見つけてくれたらめっけもん。
「気がついたら英語で動画や絵本を楽しんでいた。」
うちもRyanにハマっている時が1番息子の英語力が上がった気がします。
常にそういった「こどもがハマれるもの」を探し続けなければならず大変なのですが、たまにはプロの力を借りながらも継続していけたらなと思います。
試行錯誤しながらまた良いものがあればこちらの記事は更新していきます。
おうち英語がんばりましょうね~
ありがとうございました!