本記事では、東京-大阪間を赤ちゃん連れで10回以上往復した私がおすすめする「のぞみ号のおすすめ車両と座席」について綴ります。
赤ちゃんや小さい子連れで新幹線。なるべく気を使わない座席を選びたいですよね。
息子が0歳の時から東京-大阪間を頻繁に行き来してきました。
小さい赤ちゃんを連れての移動はドキドキすると思うのです(特に初めての場合)
そんな方に向けて、少しでも不安が解消される座席や車両をご紹介していきます。
※2023年3月追記
私を含めいろんな方がおすすめされている11号車12,13B席(車椅子スペースにベビーカーが横付けできた席)ですが、2023年3月現在、制度が変わり事前・当日ともに例え空席だったとしても一般ユーザー(ベビーカーユーザー含む)の車椅子席の利用は不可になってしまったようです。
どうしてもベビーカーで寝たまま移動させたい場合は、特大荷物スペース座席を事前予約しておいてそこに畳まずそのまま置かせてもらうという方が現在は多いようです。
この方のような感じで、自分の座席すぐ後方スペースにベビーカーを畳まずに置けます。
無事新幹線乗れた!🚅
車じゃなく新幹線にしたのは運転自信が無かったのと息子が
「しんかんせんのりたい!」
と言ったからなんだけど、息子氏駅に着く前に就寝😴
特大荷物スペース付き座席を予約したからベビーカーのまま座席後ろにつっこんでる😂新幹線を感じることなく降りちゃいそう😇 pic.twitter.com/scCU9KTAP4— いこはる@3児の母は歯列矯正リテーナー中 (@gibi_ikoharu) December 17, 2021
特大荷物スペース座席は「スマートEX」または「EX予約」で事前予約しておけば無料です。
(当日予約なしで利用する場合は、空きがある場合にのみ+1000円で利用可能)
私がベビーカー利用していた時と状況が変わってきていますので、そのあたりご了承願います。
のぞみに子連れ専用車両はあるの?
まず「のぞみに子連れ専用車両はないのか?」
「東海道新幹線ファミリー車両」という子連れ家族専用車両が期間限定で発売されたりしますが、
のぞみ含め、東海道新幹線には子連れ専用車両はありません。
小さな子連れで新幹線を利用する場合は、なるべく気を使わないで良い時間帯や車両、座席を自分で選んでおく必要があります。
小さい子連れにおすすめの車両は11、12号車
まず、小さな子連れやベビーカー乗車の皆さんにおすすめなのが11号車、12号車です。
理由は主に4つあります。
11号車に広いデッキがある
11号車には、どうしようもなくなった時にホッとできる広いデッキスペースがあります。
引用:JR東海|車両のご案内
子どもがぐずったり、じっとしてられない場合は、後方のデッキに避難可能。

11号車か、隣接する12号車にしておけば、もうどうしようもなくなった時でも、デッキに頼れます。
赤ちゃんと外の景色を見て気分転換したり。周りを気にせず子どもに向き合えます。
授乳可能な多目的室がある
デッキには多目的室があります。

普段は施錠されていますが、授乳したい場合は車掌さんに声をかけると利用させてもらえます。
広いトイレがある
広い多目的トイレがあります。

ベビーカーごと入れるし、オムツ替え台もあり。オムツ専用のゴミ箱も、一時的に赤ちゃんを座らせられる椅子もついています。
子連れが集まるのでお互い様な気楽さがある
以上の理由から、11号車12号車には赤ちゃんや子連れの方が集まっています。
少々ぐずったり騒いだりしてもお互い様な気楽さがありおすすめです。
取りたい座席ナンバーワンは11号車12B、13B席
こちらでご紹介しているベビーカーが横付けできた座席ですが、
2023年3月現在、制度が変わり11号車の12B、13B席は、事前・当日ともに例え空席だったとしても一般ユーザー(ベビーカーユーザー含む)の車椅子席の利用は不可になってしまったようです。
我が家のようにADHDっ子を持つ親的には寝たままベビーカー移動できるこの座席が本当に助かっていたのですが、本来は車椅子ユーザーさんの座席なので仕方がないですね(T_T)
どうしても寝たまま移動させたい場合は「特大荷物スペース座席を事前予約して座席後ろのスペースにベビーカーを置かせてもらう」という方が現在は多いようです。
特大荷物スペース座席は「スマートEX」または「EX予約」で事前予約しておけば無料です。
(当日予約なしで利用する場合は、空きがある場合にのみ+1000円で利用可能)

11号車には、3列シートの中で唯一2列しかシートがない座席があります。
座席表では、11号車の12B、13B。
引用:JR東海|車両のご案内
ここは車いすが止められる座席に併設されていて、出発当日まで一般発売はされません。ただ、当日になれば車いすでなくても普通に購入できます。
この12B、13B席の魅力は
ベビーカーのまま横づけして乗車できる点

こんな感じに利用できます。

後ろもベビーカーママさん
それを叶えてくれるのが、11号車12B、13B席。
ただ前述したように、あくまでも車いす付き添い用の方の席なので、当日までは一般販売されません。
当日みどりの窓口で空き確認ができますが、人気の座席なので窓口での購入はほぼ不可能。
11号車12B、13Bを狙う場合は、あらかじめオンラインで予約・変更ができる「スマートEX」か「エクスプレス予約」に加入しておけば、当日朝5時半に12B、13B席が解放されるのでオンラインで予約可能。
とりあえず予備として11号車、12号車のどこかの座席を取っておく⇒当日エクスプレス予約で11号車12B,13B席の空きを確認⇒変更が一番理想の流れです。
スマートEXとエクスプレス予約についてはこちらの記事で違いを解説しています。
参考にしてくださいね。

その他の選択肢
11号車は人気なので、時期によっては取れない場合もあります。
夫婦で帰省ならDE席先頭もあり
そんな方には、進行方向に向かって先頭のD,E席もありです。
ベビーカーによりますが、一番前の座席であれば横向きにベビーカーが置けます。

我が家のベビーカーはマジカルエアーです。
大人は足元が狭く若干辛いですが、やはりベビーカーでそのまま移動できる分ラクです。
ただし、隣の人の迷惑になるので夫婦など2人以上利用でD,E席にするのが吉です。
繁忙期で座席が空いていない時は最低でも2列席の通路側を取りたい
年末年始やお盆などの混みあう時期は、なかなか希望の座席にありつけません。
そんな時はとりあえず通路側、できれば2列席(DE席)の通路側を取りたいですね。

やはり子供がいると、立ち歩くことも頻繁になります。3列席真ん中や窓側席だと、どうしても通路側の方に立ってもらったりする必要が出てくる。
平日昼間は、3列席の通路側(c席)もおすすめ
お子さんと2人で新幹線を利用する場合、かつ平日昼間の空いた時間帯は、C席もおすすめ。
というのも。。

膝に子供を乗せていたり、足元で遊ばせていても、隣に空席があって余裕があるので幾分か気がラクです。
混雑時期でなければいっそ自由席もあり
また、子どもが小学生にあがるまでは、新幹線料金は無料です。
混雑時期でなければ自由席で、子どもも座席を利用してゆったり移動するのも一つです。
まとめ
子連れで東海道新幹線のぞみを利用する場合のおすすめ座席と車両について書かせていただきました。
繁忙期は難しいと思いますが子連れの場合は11号車、12号車が気楽なのでおすすめです。
また、ベビーカーで寝かせたまま移動したい場合は、特大荷物スペースつき座席を事前予約しておくのも1つです。
ただ、6歳以下の兄弟での移動で混雑するような時期ではなければ、自由席利用の方がゆったりできるかもしれません。
そのあたりは、お子さんの人数等で臨機応変に対応お願いします!
先程も触れましたが、お子さん連れの新幹線利用には「エクスプレス予約」がおすすめです。
1カ月+1週間前から予約ができるし割引率も高い。特大荷物スペースつき座席が追加料金なしで利用可能。キャンセルも変更も直前まで可能で融通が利きます。

その他のぞみに赤ちゃんと乗車するコツも別記事で綴っています。

ありがとうございました!