本記事では、東京-大阪間を赤ちゃん連れで10回以上往復した私がおすすめする「のぞみ号のおすすめ車両と座席」について綴ります。
赤ちゃんや小さい子連れで新幹線。なるべく気を使わない座席を選びたいですよね。
息子が0歳の時から東京-大阪間を頻繁に行き来してきました。
小さい赤ちゃんを連れての移動はドキドキすると思うのです(特に初めての場合)
そんな方に向けて、少しでも不安が解消される座席や車両をご紹介していきます。
のぞみに子連れ専用車両はあるの?
まず「のぞみに子連れ専用車両はないのか?」
「東海道新幹線ファミリー車両」という子連れ家族専用車両が期間限定で発売されたりしますが、
のぞみ含め、東海道新幹線には子連れ専用車両はありません。
小さな子連れで新幹線を利用する場合は、なるべく気を使わないで良い時間帯や車両、座席を自分で選んでおく必要があります。
小さい子連れにおすすめの車両は11、12号車
まず、小さな子連れやベビーカー乗車の皆さんにおすすめなのが11号車、12号車です。
理由は主に4つあります。
11号車に広いデッキがある
11号車には、どうしようもなくなった時にホッとできる広いデッキスペースがあります。
引用:JR東海|車両のご案内
子どもがぐずったり、じっとしてられない場合は、後方のデッキに避難可能。

11号車か、隣接する12号車にしておけば、もうどうしようもなくなった時でも、デッキに頼れます。
赤ちゃんと外の景色を見て気分転換したり。周りを気にせず子どもに向き合えます。
授乳可能な多目的室がある
デッキには多目的室があります。

普段は施錠されていますが、授乳したい場合は車掌さんに声をかけると利用させてもらえます。
広いトイレがある
広い多目的トイレがあります。

ベビーカーごと入れるし、オムツ替え台もあり。オムツ専用のゴミ箱も、一時的に赤ちゃんを座らせられる椅子もついています。
子連れが集まるのでお互い様な気楽さがある
以上の理由から、11号車12号車には赤ちゃんや子連れの方が集まっています。
少々ぐずったり騒いだりしてもお互い様な気楽さがありおすすめです。
取りたい座席ナンバーワンは11号車12B、13B席
そして11号車・12号車がおすすめと書きましたが、11号車には、3列シートの中で唯一2列しかシートがない座席があります。
座席表では、11号車の12B、13B。
引用:JR東海|車両のご案内
ここが一番のおすすめ座席です。
ここは車いすが止められる座席に併設されていて、出発当日まで一般発売はされません。
ただ、当日になれば車いすでなくても普通に購入できます。
この12B、13B席の魅力は
ベビーカーのまま横づけして乗車できる点

こんな感じに利用できます。

後ろもベビーカーママさん
それを叶えてくれるのが、11号車12B、13B席。
ただ前述したように、あくまでも車いす付き添い用の方の席なので、当日までは一般販売されません。
当日みどりの窓口で空き確認ができますが、人気の座席なので窓口での購入はほぼ不可能。
11号車12B、13Bを狙う場合は、あらかじめオンラインで予約・変更ができる「スマートEX」か「エクスプレス予約」に加入必須です。
どちらかのサービスに加入しておけば、当日朝5時半に12B、13B席が解放されるのでオンラインで予約可能。
とりあえず予備として11号車、12号車のどこかの座席を取っておく⇒当日エクスプレス予約で11号車12B,13B席の空きを確認⇒変更が一番理想の流れです。
スマートEXとエクスプレス予約についてはこちらの記事で違いを解説しています。
参考にしてくださいね。

新幹線の11号車が予約できない時の対処法
11号車12B、13B席は人気なので、時期によっては取れない場合もあります。
夫婦で帰省ならDE席先頭もあり
そんな方には、進行方向に向かって先頭のD,E席もありです。
ベビーカーによりますが、一番前の座席であれば横向きにベビーカーが置けます。

我が家のベビーカーはマジカルエアーです。
大人は足元が狭く若干辛いですが、やはりベビーカーでそのまま移動できる分ラクです。
ただし、隣の人の迷惑になるので夫婦など2人以上利用でD,E席にするのが吉です。
繁忙期で座席が空いていない時は最低でも2列席の通路側を取りたい
年末年始やお盆などの混みあう時期は、なかなか希望の座席にありつけません。
そんな時はとりあえず通路側、できれば2列席(DE席)の通路側を取りたいですね。

やはり子供がいると、立ち歩くことも頻繁になります。3列席真ん中や窓側席だと、どうしても通路側の方に立ってもらったりする必要が出てくる。
平日昼間は、3列席の通路側(c席)もおすすめ
お子さんと2人で新幹線を利用する場合、かつ平日昼間の空いた時間帯は、C席もおすすめ。
というのも。。

膝に子供を乗せていたり、足元で遊ばせていても、隣に空席があって余裕があるので幾分か気がラクです。
混雑時期でなければいっそ自由席もあり
また、子どもが小学生にあがるまでは、新幹線料金は無料です。
混雑時期でなければ自由席で、子どもも座席を利用してゆったり移動するのも一つです。
まとめ
子連れで東海道新幹線のぞみを利用する場合のおすすめ座席と車両について書かせていただきました。
繁忙期は難しいと思いますが
- 11号車、12号車の中から座席を予約
- 理想は先頭座席か後方座席通路側(荷物が置きやすい)
- 出発当日、11号車12B,13B席への変更を試みる。
これが私のお勧めの流れです。
ただし、先ほども書きましたが6歳以下の兄弟での移動で、混雑するような時期ではなければ、自由席利用の方がゆったりできるかもしれません。
そのあたりは、お子さんの人数等で臨機応変に対応お願いします!
先程も触れましたが、お盆や年末年始の繁忙期に11号車を利用する場合は「エクスプレス予約」はマストだと思います。
1カ月+1週間前から予約ができるし割引率も高いので、毎年帰省などで新幹線を利用するご家族は利用した方が良いです。

その他のぞみに赤ちゃんと乗車するコツも別記事で綴っています。

ありがとうございました!