私には切迫流産、早産経験があります。
妊娠を考えているのであれば、妊娠中のトラブルに備え医療保険は入っておくべきという考えです。
ただ一般的な医療保険は妊娠前に加入していることが前提なんですよね。
妊娠中に加入できても今回の妊娠には適用されないことがほとんど。
- ABCおかあさん保険
- コープ共済 「たすけあい」
どちらも月額2000円前後から。保障内容もほぼ同じ。
ただ、コープ共済の方が
- 妊娠週数関係なく加入できる
- 入院給付金は184日分(約半年)
こちらの2点で優れているため、コープ共済1択で良いというのが私の考えです。
ABCおかあさん保険は、19週以内までの加入必須。
入院給付金は30日分までしか支払われません。
本記事ではコープ共済の
- 妊婦が加入するための条件
- 申し込みから保険開始までどのくらいかかるのか?
- 生協加入からコープ共済申し込みまでの流れ
こちらについて詳しく綴らせていただきます。
コープ共済「たすけあい女性コース」とは?
妊娠中でも加入できる♪のCMでおなじみなのは、コープ共済「たすけあい」です。


入院給付の日額はざっとこんな感じ
- 月額2000円=5000円
- 月額3000円=7000円
- 月額4000円=10000円
更に、女性特定病気入院であれば上記日額に3000円プラスされます。

こちらには記載されていませんが、切迫流産や切迫早産も、女性特定病気入院に含まれます。
本当に助かります。
しかも最高184日の入院に対応。
逆に「ABCおかあさん保険」の入院保障期間は30日で少し心もとない。
またコープ共済は、
妊娠中のプラン切り替え
も可能です。
例えば、妊娠したら保障の多いコースに切り替えて、出産後に安いコースに戻すというワザも使えます。
ただ、帝王切開は異常分娩となり健康保険が適用されます。
通常の出産より安くなることが多い。
やはり、家計を思い切り圧迫してくるのは、切迫等の長期入院です。
その点、女性にまつわる病気の入院給付金は手厚くなっているので、必要ないところはカットして大切な部分をしっかり保障してくれる良い保険だと思います。
妊婦がコープ共済に加入するための条件は?
妊娠中に加入するための条件は何かあるのか?
前述しましたが、コープ共済は妊娠週数に関係なく加入できます。
健康体の妊婦である場合は、こちらの2つが加入に際し重要になってきます。
- 過去5年以内に、帝王切開を受けたことがあるか?
- 今回の妊娠に関して、健康保険適用の検査、診察、治療、薬の処方、通院指示を受けていないか?
[健康保険適用の例]
貧血やつわりなどによる薬の処方、切迫流産、切迫早産、子宮頸管無力症、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病 など
過去5年以内に帝王切開を受けている場合も、加入はできます。ただし、加入後2年間は帝王切開の保障は受けられないという条件付きとなります。
ただし、残念ながら今回の妊娠で既に保険診療をの受けてしまっている場合は、保障は受けることができません。
また、過去に切迫早産での入院経験や、早産で出産されたような「リスク高い妊婦」であっても問題なく加入できるとのこと。
前回の妊娠出産は終わったこととして、告知義務はありません(保険販売員さんに確認済)
詳しくはこちらの記事でも解説しています。

つまり普通の健康体であれば、
今回の妊娠でまだ異常がない場合は(保険診療を受けていない場合は)、妊娠週数に関係なく加入できて保障してもらえる
コープ共済に入るには、生協加入が必須です。
コープ共済に加入するためには、生協への加入が必須です。
本人が加入していなくても、組合員と同一世帯の方であれば加入できます。
生協加入には出資金が必要です。私の住む地域のコープデリの出資金は500円。これは生協を辞める際には返金されます。
生協によっては、コープ共済ホームページから、生協加入とコープ共済加入手続きを同時にできる場合もあります。
ただ、生協によってバラバラで同時加入できない場合もあるため一般的には
- 生協加入
- コープ共済への申し込み
この2つの段階を踏みます。
申し込みから保障開始までどのくらいの期間が必要なの?
申し込み後、実際に保険が有効になるのはいつからか?
コープ共済は
毎月1日締め→翌月5日から発効(土日祝日の場合は次の平日)
となります。
例)9月1日までに加入→10月5日は土曜日なので10月7日から保障開始
タイミングが良ければ申し込み後約1ヶ月、タイミングが少しずれると、1.5-2ヶ月で保障開始という感じです。
実際に私が体験した生協加入→コープ共済までの流れ
実際に私が体験した「生協に新規申し込み→コープ共済」までの流れを綴ります。
前述しました通り、コープ共済加入には生協加入して、組合員番号を取得する必要があります。
組合員番号があれば、オンラインからもコープ共済へ申し込みができるようですが、生協によってはオンラインから加入不可だったりと、若干ややこしい。
●8月20日 オンラインからコープデリに加入(生協)
●8月21日 生協担当の方から電話。
●8月22日 担当の方が訪問。
生協について10分ほどの説明。その際、コープ共済について詳しく聞きたい旨伝える。
●8月23日 コープ共済からアポイントの電話
●8月27日 コープ共済の方が訪問。
10分ほどの説明。そのまま8月27日に加入すれば、10月7日~発効
保険担当の方が家に来るとなると
「押し売りされるのでは?」
とチキンハートがバクバクしてましたが、サラリとしていて好印象でした。
結局、生協加入→コープ共済担当の方と話すまで数日だったので
コープ共済加入を検討されている方は、やはり実際にお話を聞いてみることをお勧めします。
余談:引っ越しで生協が変わる場合どうなるの?
引っ越しなどで生協が変わる場合、コープ共済はどうなるのか?
転勤が多い方は気になりますよね。
その際は、コープ共済に連絡をすればOK
転居先を伝えれば、その地域の生協を紹介してもらえ、引継ぎしてもらえるということでした。
まとめ
コープ共済について、確認したことを綴らせていただきました。
まとめさせていただくと
- コープ共済は妊娠週数関係なく加入できる
- 入院給付金は184日まで支払ってもらえる(切迫でも安心)
- 切迫等の女性特有の病気の場合は更に入院給付3000円/1日が上乗せされる
- 過去に切迫経験や早産経験があっても問題なく加入でき保障してもらえる
- 5年以内に帝王切開での出産経験がある場合は、加入後2年は帝王切開での保障はなし。
- 今回の妊娠で異常が見つかってからの加入はできない
こんな感じになります。
とにかく、妊娠後に加入できるなんて他の保険ではあり得ません。
女性にまつわる病気の場合は入院給付金が3000円上乗せされたり、妊娠中でも自由にプラン切り替えができて、本当に手厚い。
ただ、
生協加入が必須
というところが、加入者ではない場合ちょっとめんどくさいところはあります。
ただ、
生協は赤ちゃんがいる家庭と相性が良いのは間違いない。
こちらの記事でも生協の離乳食シリーズのすばらしさを語っています(笑)

骨取り魚の種類が豊富だし、子供に安心して食べさせられる。
オムツなどのかさばる日用品も届けてもらえるし。しかも結構安い。
また、宅配は必要なければ途中で休会も可能。その際、コープ共済を辞める必要もなし。
むしろ、子供が生まれる前の落ち着いた時期に慣れておいた方が
後々スムーズ
かと思います。
私が住む関東圏であれば、コープデリとパルシステムあたりをママさんはよく利用しています。
コープデリ→【co-opdeli】
パルシステム→【パルシステム】
パルシステムはテンション上がるけど、ちょっと割高。
コープデリはもう少し身近な感じです。
こちらの記事でも生協について詳しく綴っています。参考にしてくださいね。

この記事がどなたかのお役に立てれば嬉しいです。
ありがとうございました!
コープデリ→【co-opdeli】
パルシステム→【パルシステム】

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