この記事では6ヶ月の自宅安静経験から、切迫早産で自宅安静中の食事の支度方法についてまとめました。
私は6ヶ月切迫で寝たきりだったのですが、実家遠方、料理のレパートリーもなし。
積みました(T_T)
お腹も張って痛いし、気持ちもしんどくて。
結局、納豆キムチご飯や

カップ麺などが多くなって。

夜ご飯も、主にクックドゥを多用。
こんな感じで食材を準備し

肉も野菜も全部一緒に入れて10分蒸し焼き

最後にクックドゥを投入

という方法で料理をしていました。
あとは冷凍餃子とか。
どんなに簡単レシピを調べても結局このくらいが限界。
こんな食生活で大丈夫なのか?と泣いたこともあります。
私は次の妊娠も切迫になる可能性が高いので、自宅安静中の「食」をどうするか対策を練っています。
本記事では、苦労した私の経験を踏まえて
- 自宅安静中の食事の選択肢
- おすすめの解決法
上記2点をご紹介していきます。
自宅安静妊婦の食事の選択肢は?
切迫中の食事の支度方法はどうするべきか?
私も工夫してきましたが、クックドゥの活用や冷凍餃子を焼くくらいが限界でした。
やはりこのあたりをうまく併用しながら対処された方が良いと今は思います。
- ネットスーパー・生協・通販
- 冷凍弁当・冷凍総菜
- 宅配弁当
- ミールキット
- 家事代行さんの作り置き
- デリバリー
何をどう利用するかは「安静度合い」や「家族の協力体制」によって変わります。
ぴったりな解決法を見つけるために「自宅安静中に食事を準備する選択肢」をくわしくまとめていきます。
冷凍弁当(冷凍総菜)
本記事では網羅的に食事解決の選択肢をご紹介しますが「どうするのが一番良い?」と聞かれたら、少しでも良いので冷凍弁当のストックをすすめたいです。
冷凍庫から出して

レンチンするだけ

管理栄養士監修のホカホカごはんが簡単に食べられる。

私はいろいろな冷凍弁当を試してみましたが、水っぽいこともなく味もおいしいです(最近の急速冷凍技術はすごい)
料金は1食あたり600~800円前後
一見割高に感じますが、
「お腹を満たすこと」を重視。栄養素は「脂質・塩分・炭水化物」が多め
管理栄養士考案のバランスに配慮したメニュー。栄養面をお任せできる
こんな感じで、冷凍弁当は一般的なお弁当とは別物です。
配送も全国対応可能。日持ちするので気楽に他の食事に変更でき飽きにくいのも嬉しい。
- 好きなタイミングで食べられる
- 管理栄養士監修
- 洗い物が出ない
- 日持ちがする
- 選択肢が豊富
- 配達地域関係なく利用可
- 安くはない
- 冷凍庫の場所を取る
やはり栄養面を任せられる食事のストックが家にあるだけで安心感があります。
また、添加物を気にされる方もいると思いますが、急速冷凍のおかげで冷凍食品は保存料が必要ありません。比較的添加物はシンプルです。
避けるべき添加物は限られるので、気になる方はこちらの記事も参考にしてください。

冷凍弁当はいろいろ食べてきましたが、切迫中って食事くらいしか楽しみがないので、気持ちが明るくなるお弁当としてはnoshが内容や価格的にも個人的に良かったです。
魅力の1つがワクワク楽しくなるメニューと外装。


単におしゃれというだけじゃなく、紙なのでゴミの分別も必要なくそのまま捨てられます。
そしてメニューが楽しいんです。
「管理栄養士さん+一流シェフ」の組み合わせでメニューが考案されており「ちょっと何?どんななの?」と興味をそそられるメニューが豊富。
- ロールキャベツのトマト煮込み
- 焼き鳥のゆず胡椒
こういった想像つくものから
- ガーリックバジルシュリンプ
- 豆腐ハンバーグのサコタッシュ
- 塩こうじ鯖の和プレート
- さばのチョリム
- カレイのヤンニョム



出典:ナッシュ公式
食事くらいしか楽しみがない日々の中、ワクワクさせてもらえるお弁当です。
料金は冷凍弁当の中では平均的。送料含めた1食あたりの価格は600-880円です。
ナッシュは定期購入のみですが、スキップも退会もオンラインで可能です。
美味しいのとカフェに来たみたいなメニューで食事が楽しくなるので、自宅安静中の方には個人的にnoshのストックをおすすめしたいです。
その他の冷凍弁当も別記事でまとめているので参考にしてください。

調理は「湯煎」と「流水解凍」で完結。

合成着色料・保存料不使用。100%国産の素材。旬の食材も豊富に取り入れられていて妊婦さんにも人気です。
一度食べていただくとわかると思うのですが冷凍でも本当にちゃんとした日本の夕食です。
わんまいるの総菜は食品工場ではなく、百貨店にお弁当を納めている仕出し料理屋さんなどに委託して調理を行ってもらっています。
料金は送料含めると900円/1食程度になりますが、旬の食材を味わえたり、栄養バランスが取れたしっかりした食事が食べられます。
正直なところ、湯煎調理が面倒なのですが、添加物に配慮したり国産の旬の食材なんかもしっかり摂りたい方にはおすすめできます。

宅配弁当(冷蔵)
毎日決まった時間に冷蔵のお弁当を宅配してもらうサービスもあります。

一言で言うと
給食が毎日玄関先に届くイメージ

料金は1食500円~800円程度。
メニューはもちろん管理栄養士さん監修です。
地域によっては利用ができないのがネックですが、毎日同じ時間にごはんを届けてもらえる安心感があります。
- 管理栄養士監修
- 食事を完全におまかせできる
- 都度受取が必要
- 安くはない
- 当日中に食べる必要
- 地域によっては利用できない
- 容器は「処分」または「洗って返却」する
気になるのは、会社によっては容器を洗って返却する必要ある点。
なので
- 安静度が高い方
- 食事の悩みをゼロにしたい方
- 毎日規則正しく食べられる食事をお探しの方
そんな方に宅配弁当はおすすめです。
選択肢は多くありません。
利用される場合は容器返却不要の「ワタミの宅食」が利用対象地域か確認してみてください。
コープデリ(千葉県・埼玉県・東京都・茨城県・栃木県・群馬県・長野県・新潟県)
おうちコープ(神奈川県・静岡県・山梨県)
コープきんき事業連合(滋賀県・京都府・奈良県・大阪府・ 和歌山県)
ミールキット
ミールキットはレシピの付いた食材セットを受け取り、自分で調理するサービスです。
料金は1食あたり平均500円~700円(2人分セットが多く1000円前後)
調理時間は15分〜20分前後が平均的。選択肢も豊富です。

全てカット済み。調味液も付いているのでササっと美味しい食事が15分程度で完成します。


メニューを考えなくても良いのでそこはラク。ただし、必ず「調理する」必要があるため、安静度は低め。
- 短い調理時間
- 管理栄養士監修
- メニューを考えなくて良い
- 外食気分が味わえる
- 料理が苦手でも作れる
- 調理する必要
- 賞味期限は1~2日
- 地域によっては使えない
ただ、どんなにキットで時短になっても、フライパンとか洗い物は必ず出るんですよね。。
なので
- 安静度がそれほど高くない方
- 旦那さんに作ってもらえる方
- たまの利用を検討している方
そんな方にミールキットはぴったりです。
普段使いには食材宅配のヨシケイの「カットミール」か「プチママコース」あたりがリーズナブルで良いと思います。
材料が既にカット済み⇒レシピに沿って調味料を用意して加熱【約10分~15分】
材料は自分でカット⇒レシピに沿って調味料を用意して加熱【約15分~20分】
チラシで見かけたことがある方も多いと思うのですが、家の前に毎日食材を置いてもらえるので新鮮。15分程度で調理可能です。


自分でこだわって調味料を揃えておけば、なるべく添加物を減らした食生活が可能です。
作り置きをお願いする(家事代行)
家事代行さんに「作り置きをお願いする」という方法もあります。
家事代行の特徴はこんな感じです。
食材の買い出し、調味料、保存容器の準備は自分で行う
平均3時間程で12~15品の作り置きが可能。
当日、食材のレパートリーを見て自由に総菜を作ってくれる(リクエストも可能)
料金は、材料費・依頼料・交通費入れて約10000~15000円前後
材料を自分で用意するので、産地や調味料まで自分で全て選べる利点があります。
こだわりがある方には1つの選択肢になりますね。
- 手作り料理が食べられる
- 食材を自分で選べる
- 冷凍すれば日持ちも可能
- 材料や容器は事前準備が必要
- 当日キャンセルリスクがある
- 家に人をあげる必要
- 安くない
家政婦さん都合で当日キャンセルのリスクもあるので、そのあたりを理解した上での利用が必要です。
なので
- 食材にこだわりがある方
- メインではなくサブ的な利用
- 金銭的に余裕がある方
そんな方におすすめです。
私は利用してみたかったけど、やはりそこがネックだったな~
利用できる代表的な会社はこのあたりです。
ネットスーパー・生協・通販を活用し自力で乗り越える
ネットスーパー・生協・通販フル活用で、自力で乗り越える方法。
買い物だけは助けてもらうけど、後はすべて自分で対応する形です。
ただ、やはり安静にしなくてはならない身なので
冷凍カット野菜を多用する。
座って料理する。
紙皿利用で洗い物は最低限に。
など、ご自身の体調を優先してくださいね。
国産にこだわる場合は生協を。便利な国産冷凍素材が沢山です。
こんなのをゴソッとひき肉に入れるだけで簡単にハンバーグになったりします。

生協については別途解説しているので気になる方は参考にしてください。
あとは、こういった紙皿を使うだけで洗い物が減ります。
さて、ご紹介した「自力で解決する方法」は、メニューも調理も洗い物も全て自分次第です。
「めんどくさくて、毎食納豆ご飯」なんてことになりがちなのも事実(私)体もしんどいし、簡単なものに流されちゃうんですよね。。
なので、個人的にはやはり冷凍弁当などの
+αの選択肢も持っておくのがおすすめです。
おすすめの解決法
切迫中に頼れる食事サービスをご紹介しました。
で、何を選べば良いの?
となりますよね。
自力で頑張るが、体調が悪い時は無理しなくて良い環境と食事の楽しみを作っておく。
朝昼は、納豆ご飯などの簡単ご飯で済ませ、夕食に宅配サービスを利用して、1日1食はしっかり栄養バランスが考慮された食事を摂る
自力で頑張る+冷凍弁当ストック
「自力で頑張る+冷凍弁当をストック」することで、普段は自力で頑張りますが、体調が悪い時は無理しなくて良い環境と食事の楽しみを作っておきます。
冒頭でお伝えしましたが、私も最初は「自力で頑張る方法」を取っていました。
ただですね、毎日のごはんを考えるのが本当に苦痛でした。
食くらいしか楽しみがはずなのに、食=ストレスに。
なので、食事に対する心の余裕や楽しみはあった方が絶対に良いです。
毎日ではなくても
ちょっと体がしんどい時
気持ちが落ち込んでいて楽しいごはんを食べたい時
そんな時に簡単に利用できるお弁当があると気持ちが楽になります。
冷凍弁当は種類も豊富だし、急速冷凍技術のおかげで本当に美味しいです。
個人的に好きなお弁当はnoshです。

あとは、ワタミの宅食。1食あたり390円~試せるお試し割があります(10食セット)


(お試し後の営業電話などもありません)
その他、いろいろ冷凍弁当を試した私がおすすめのお弁当をまとめているので。冷凍弁当を利用してみようかな?と思われる方はぜひ参考にしてみてください。

朝・昼は簡単に。夜にしっかりした食事を摂る。
個人的に、夜にしっかりした食事を摂れば合格で良いんじゃないかと思います。
私も朝はフルグラ、ヨーグルト、バナナ、昼は納豆ごはんとお味噌汁(あと冷凍パスタとか)。。みたいな食生活でした。

ただ、それを夜まで続けてしまうと栄養面が心配になるので、夜ごはんは宅配食などを利用して、しっかりした夕食を食べる。
これが1番安静にできて食事の心配も無くせる方法だと思います。
少し体調に余裕があるのであれば、わんまいるの湯煎調理。

合成着色料も保存料も無添加で国産、旬の素材も含んだしっかりした食事摂れます。


ただ、この湯煎調理は実際やってみると結構めんどくさいんですよね(笑)
私は「前日から冷蔵庫で解凍⇒レンジであたため」という方法で利用していました。
皿を洗うのも面倒だったりするので、私が工夫していた方法をこちらの記事でまとめています。
わんまいるを夕食に利用してみようかな?という方はぜひ参考にしてみてください。

あとは給食みたいな感じで、毎日家の前に持ってきてもらう宅配食を利用するのも1つです。
宅配食の選択肢は多くありませんが、ワタミや一部生協さんで実施されています。
「ワタミの宅食」が利用対象地域であれば、比較的リーズナブルでお皿を洗う必要もないので楽だと思います。

最後に
切迫で自宅安静中の食事の支度方法は私も本当に悩んだので、記事にしてみました。
椅子を置いて料理してみたり、簡単レシピを調べてやってみても、毎日のことになるので限界があります。
私はお腹の張りと腰痛がひどかったので、簡単料理でも体がつらくてつらくて。。
産後、いろいろな食事サービスを利用してみましたが、本当にすごく楽で食の悩みもなくなって、なんでもっと早く利用しなかったんだろうと思いました。
1人で全て解決しようとせず、頼れるサービスは上手に頼ってみてください。
自宅安静中の食事ってもちろん栄養を摂る目的もありますが、私の場合は唯一の楽しみが食でもあったので、やはり楽しいお弁当があると気持ちが明るくなります。
自力でやるにしても、しんどい時に頼れるお弁当があるとそれだけで気持ちが楽になります。
カフェに来たみたいなメニューで食事が楽しくなるので自宅安静中の方には個人的にnoshのストックをおすすめしたいです。
あとは、給食的にもうごはんを毎日持ってきてもらっちゃうのも1つです。
「ワタミの宅食」が利用対象地域であれば、比較的リーズナブルでお皿を洗う必要もないので楽だと思います。
自分にも優しくしてあげてくださいね。
ありがとうございました。
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