この記事では6ヶ月の自宅安静経験から、切迫早産で自宅安静中の食事の支度方法についてまとめました。
私は6ヶ月切迫で寝たきりだったのですが、実家遠方、料理のレパートリーもなし。
もう積みました。(T_T)
罪悪感や節約のためにもキッチンに椅子を置いて座りながら調理していましたが、やはりお腹が張ってしんどかったです。
結局予定日より2ヶ月半も早く出産になり「ちゃんと安静にしておけばよかった」「入院させてもらえば良かった」という後悔があります。
つい「ちょっとくらい大丈夫」と思ってしまうのですが(私もそうでした)、やはりなるべく負担は減らして安静にしてくださいね。
本記事では、苦労した私の経験や反省点を踏まえて
- 自宅安静中の食事の選択肢
- おすすめの解決法
上記2点をご紹介していきます。
自宅安静妊婦の食事の選択肢は?
切迫中の食事の支度方法はどうするべきか?
身近なサポートがない場合はこのあたりのサービスもうまく併用しながらの対処をおすすめします。
- 冷凍弁当・冷凍総菜
- 宅配弁当
- ミールキット
- 家事代行さんの作り置き
- デリバリー
- ネットスーパー・生協・通販
何をどう利用するかは「安静度合い」や「家族の協力体制」によって変わります。
自分に合うサービスを選んでカスタマイズしていくしかないんですよね。
ということで
ぴったりな解決法を見つけるために「自宅安静中に食事を準備する選択肢」を詳しくご紹介していきます。
冷凍弁当(冷凍総菜)
本記事では網羅的に食事解決の選択肢をご紹介しますが「どうするのが一番良い?」と聞かれたら、私はまず冷凍弁当のストックをすすめたいです。
冷凍庫から出して

レンチンするだけ

管理栄養士監修のホカホカごはんが簡単に食べられる。

水っぽいこともなく味もおいしいです(最近の急速冷凍技術はすごい)
料金は1食あたり600~800円前後
一見割高に感じますが、
「お腹を満たすこと」を重視。栄養素は「脂質・塩分・炭水化物」が多め
管理栄養士考案のバランスに配慮したメニュー。栄養面をお任せできる
こんな感じで、冷凍弁当は一般的なお弁当とは別物です。
配送も全国対応可能。日持ちするので気楽に他の食事に変更でき飽きにくいのも嬉しい。
- 好きなタイミングで食べられる
- 管理栄養士監修
- 洗い物が出ない
- 日持ちがする
- 選択肢が豊富
- 配達地域関係なく利用可
- 安くはない
- 冷凍庫の場所を取る
とにかく、栄養面を任せられる食事のストックがあると安心感もあります。
また、添加物を気にされる方もいると思いますが、急速冷凍のおかげで冷凍食品は保存料が必要ありません。比較的添加物はシンプルなんです。
避けるべき添加物は限られるので、気になる方はこちらの記事も参考にしてください。

冷凍弁当がどんな感じか気になる場合は【ワタミの宅食ダイレクト】が送料無料お試しセットがあるので気楽に試しやすいかと思います。

送料無料の4食セットで2,224円。クール便送料含めて1食500円程度でお試しできます(勧誘電話もありません)
その他おすすめの冷凍弁当も別記事でまとめているので参考にしてください。

調理は「湯煎」と「流水解凍」で完結。

合成着色料・保存料不使用。100%国産の素材。旬の食材も豊富に取り入れられていて妊婦さんにも人気です。

わんまいるの総菜は食品工場ではなく、百貨店にお弁当を納めている仕出し料理屋さんなどに委託して調理を行ってもらっています。
料金は送料含めると900円/1食程度になりますが、旬の食材を味わえたり、栄養バランスが取れたしっかりした食事が食べられます。
添加物に配慮したり国産の旬の食材なんかもしっかり摂りたい方にはおすすめできます。
私も産後一時期利用していました。

毎日食べてもメニューが被らないように工夫されているので、夕飯だけでも一時的に頼るとだいぶ楽になると思います。
3480円のお得なお試しセットもあるので気になる方はチェックしてみてください(勧誘電話などもなしです)
宅配弁当(冷蔵)
毎日決まった時間に冷蔵のお弁当を宅配してもらうサービスもあります。

一言で言うと
給食が毎日玄関先に届くイメージ

料金は1食500円~800円程度。
メニューはもちろん管理栄養士さん監修です。
地域によっては利用ができないのがネックですが、毎日同じ時間にごはんを届けてもらえる安心感があります。
- 管理栄養士監修
- 食事を完全におまかせできる
- 都度受取が必要
- 安くはない
- 当日中に食べる必要
- 地域によっては利用できない
- 容器は「処分」または「洗って返却」する
気になるのは、会社によっては容器を洗って返却する必要ある点。
なので
- 安静度が高い方
- 食事の悩みをゼロにしたい方
- 毎日規則正しく食べられる食事をお探しの方
そんな方に宅配弁当はおすすめです。
選択肢は多くありません。
利用される場合は容器返却不要の「ワタミの宅食」が利用対象地域か確認してみてください。
コープデリ(千葉県・埼玉県・東京都・茨城県・栃木県・群馬県・長野県・新潟県)
おうちコープ(神奈川県・静岡県・山梨県)
コープきんき事業連合(滋賀県・京都府・奈良県・大阪府・ 和歌山県)
ミールキット
ミールキットはレシピの付いた食材セットを受け取り、自分で調理するサービスです。
料金は1食あたり平均500円~700円(2人分セットが多く1000円前後)
調理時間は15分〜20分前後が平均的。選択肢も豊富です。

全てカット済み。調味液も付いているのでササっと美味しい食事が15分程度で完成します。


メニューを考えなくても良いのでそこはラク。ただし、必ず「調理する」必要があるため、安静度は低め。
- 短い調理時間
- 管理栄養士監修
- メニューを考えなくて良い
- 外食気分が味わえる
- 料理が苦手でも作れる
- 調理する必要
- 賞味期限は1~2日
- 地域によっては使えない
ただ、どんなにキットで時短になっても、フライパンとか洗い物は必ず出ます。
なので
作り置きをお願いする(家事代行)
家事代行さんに「作り置きをお願いする」という方法もあります。
家事代行の特徴はこんな感じです。
食材の買い出し、調味料、保存容器の準備は自分で行う
平均3時間程で12~15品の作り置きが可能。
当日、食材のレパートリーを見て自由に総菜を作ってくれる(リクエストも可能)
料金は、材料費・依頼料・交通費入れて約10000~15000円前後
材料を自分で用意するので、産地や調味料まで自分で全て選べる利点があります。
こだわりがある方には1つの選択肢になりますね。
- 手作り料理が食べられる
- 食材を自分で選べる
- 冷凍すれば日持ちも可能
- 材料や容器は事前準備が必要
- 当日キャンセルリスクがある
- 家に人をあげる必要
- 安くない
家政婦さん都合で当日キャンセルのリスクもあるので、そのあたりを理解した上での利用が必要です。
なので
- 食材にこだわりがある方
- メインではなくサブ的な利用
- 金銭的に余裕がある方
そんな方におすすめです。
私は切迫中に掃除なども含め利用してみたかったけれど、やはりそこがネックでした。
【利用できる代表的な会社】
ネットスーパー・生協・通販を活用し自力で乗り越える
ネットスーパー・生協・通販フル活用で、自力で乗り越える方法。
買い物だけは助けてもらうけど、後はすべて自分で対応する形です。
ただ、やはり安静にしなくてはならない身なので
冷凍カット野菜を多用する。
座って料理する。
紙皿利用で洗い物は最低限に。
など、ご自身の体調を優先してくださいね。
国産にこだわる場合は生協を。便利な国産冷凍素材が沢山です。
こんなのをゴソッとひき肉に入れるだけで簡単にハンバーグになったりします。

生協については別途解説しているので気になる方は参考にしてください。
どこでも手に入るクックドゥも使えます。

特に「回鍋肉」「酢豚」「豚肉のもやし炒め」は使いやすいです。
私は切迫中、こんな感じで食材を準備し(半額すみません。。)

肉も野菜も全部一緒に入れて10分蒸し焼き

最後にクックドゥを投入!

という方法で料理をしていました。(酢豚の肉は冷凍唐揚げを活用していました)
あとは、こういった紙皿を使うだけで洗い物が減ります。
ご紹介した「自力で解決する方法」は、メニューも調理も洗い物も全て自分次第です。
「毎食納豆ご飯」なんてことになりがちなのも事実(私)体もしんどいし、簡単なものに流されちゃうんです。
なので、個人的にはやはり+αの選択肢も持っておくのがおすすめです。
おすすめの解決法
切迫中に頼れる食事サービスをご紹介しました。
で、何を選べば良いの?となりますよね。
私は2人目もおそらく切迫になるので対策を練っているのですが、こちらの2パターンがおすすめかな?と思います。
自力で頑張るが、体調が悪い時は無理しなくて良い環境と食事の楽しみを作っておく。
朝昼は簡単ご飯で済ませ、夕食に宅配サービスを利用して、1日1食はしっかり栄養バランスが考慮された食事を摂る
自力で頑張る+冷凍弁当ストック
「自力で頑張る+冷凍弁当をストック」することで、普段は自力で頑張りますが、体調が悪い時は無理しなくて良い環境と食事の楽しみを作っておきます。
毎日ではなくても
ちょっと体がしんどい時
楽しいごはんを食べたい時
そんな時に簡単に利用できるお弁当があると気持ちが楽です。
冷凍弁当は種類も豊富だし、急速冷凍技術のおかげで本当に美味しいです。
こちらの記事もいろいろ冷凍弁当を試した私がおすすめするお弁当をご紹介しています。冷凍弁当が気になる方は参考にしてみてください。

朝・昼は簡単に。夜にしっかりした食事を摂る。
個人的に、朝昼は簡単な食事でも夜にしっかりした食事を摂れば問題ないんじゃないかな?と思っています。
私も切迫中は朝はフルーツグラノーラ、ヨーグルト、バナナ、昼は納豆ご飯とお味噌汁(あと冷凍パスタとか)。。みたいな食生活でした。
ただ、やはりそれを夜まで続けてしまうと栄養面がさすがに心配になります。
夜ごはんは自力で作るのもありですが、わんまいるなどのしっかりした食事が摂れるサービスを使うのも1つ。
合成着色料も保存料も無添加で国産、旬の素材も含んだしっかりした食事摂れます。


ただですね。わんまいるの欠点は、この湯煎調理。

実際やってみると結構めんどくさいんですよね(笑)
私は「前日から冷蔵庫で解凍⇒レンジであたため」という方法で食べていました。
皿を洗うのも面倒だったりするので、私が工夫していた方法をこちらの記事でまとめています。
わんまいるを夕食に利用してみようかな?という方はぜひ参考にしてみてください。

最後に
切迫で自宅安静中の食事の支度方法は私も本当に悩んだので、記事にしてみました。
1人で全て解決しようとせず、頼れるサービスは上手に頼ってあげてくださいね。
いろいろ書いてきましたが、ご自身の状況に合った方法を取ってくださいね。
ありがとうございました。
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